ベガルタ通信107

J2リーグも前半戦が終わりました。前半戦最後の相手はアウェーで徳島戦でした。

第21節の結果

第21節はルヴァン杯の予選の影響で7月から6月に変更となり、アウェーで徳島戦でした。

結果は、、、2-2で引き分けとなりました。

前半戦を勝ちで終わりたかったですが、アウェーで勝ち点1をもぎ取った形となります。

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試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)

https://www.jleague.jp/match/j2/2022/061118/preview/#formation

前半

ベガルタは、4-4-2のフォーメーションと思いましたが、武将の1トップで4-2-3-1のような形でスタートしました。

試合開始から、徳島がボールを持つ中で、スルーパスを出され、決定機をつくられます。ここはネージャが良いセービングで仕事をします。

その後はややイーブンな展開となります。10分過ぎから少しテンポが出てきて、市原戦とは異なり、選手間の距離が近く、ワンタッチパスが繋がるシーンが出てきました。

また、徳島はビルドアップをするチームなので、相手陣でボールを奪う姿勢が見られました。何回か相手のボールを奪い、攻撃を仕掛けますが、相手の中央が固く、ゴールを奪えません。

前半のビックチャンスは、28分に、左サイドで武将がボールを運び、中央へマイナスのクロスを供給します。後から走ってきたやっさんが左足で合わせますが、ゴール左にそれます。

これが最大のチャンスでした。。

その後、前半の終わりには武将と氣田選手でワンタッチでパスを繋ぎ、シュートまでいけそうなシーンが作れましたが、やはり相手のブロックが強固でなかなかゴールへ飛ばすことまでいけませんでした。

前半は0-0で終えます。

後半

前半の内容から、どちらに転んでもおかしくない試合内容となりました。これは、市原戦と同じような状況と思いました。

後半は、10分まではこう着状態が続きました。特に決定機があるわけでもなく、徳島のビルドアップからの攻撃も特に怖くはありませんでした。

56分には中央でワンタッチでボール繋ぎ、最後はナカジがミドルを打ちますが、枠の右にそれます。

その1分後には内田選手のクロスから中央でナカジがミドルを打ちますが、中央で弾かれてしまいます。

前半と異なり、積極的に攻撃を仕掛けていく印象でしたし、後半の入りもぬるっと入る感じではなく、締まっていたと思います。

ただ、69分に右サイドのクロスから中央で合わせられて失点します。

やはり、クロス対応かと思ったシーンでした。流石にフリーで打たせると、相手の精度が良くなります。

ただ、その1分後に左サイドで裏を取った氣田選手が切り返し、フリーでゴール前にボールを供給します。

中の富樫選手にはハマらず、相手DFに当たったボールが同じく中にいた内田選手に転がり、左足でシュートを放ち、ゴールとなります。

これで同点となり、試合の流れはわからなくなりました。

この試合でようやく良い形でサイドの裏をつくことができたシーンでした。また、氣田選手の切り返しは相手が引っかかったので、フリーでボールを供給できた点が良かったと思います。

ただ、後半は相手のビルドアップに対して守備に行きますが、剥がされるシーンが目立ちました。

やや徳島の時間が続く中で、80分にFKのこぼれ球からフリーでミドルを打たれ、ペナの中の相手選手にあたり、事故のような形で2点目を入れられてしまいます。

ここでも相手のサイドからフリーで打たれているので、ここは相手も研究しているでしょうし、サイドの対応は勿体無いようにも感じました。

失点後からベガルタが攻勢を強めますが、焦りがあるのか、うまくボールを繋ぐことができません。また、あたりが強くなって、ファールになる回数が多くなります。

そして、敗戦濃厚になった90分+5分にチャンスが訪れます。

2失点後からベガルタは左サイドにテヒョン選手を配置し、センターバックに若狭選手を入れます。この左から上がったテヒョン選手のクロスが右サイドの真瀬選手へ届き、相手の前へ入ります。

この時、相手に後ろから引っ張られ、倒れます。これがPKの判定となります。

アディショナルタイムが4分という中で、ラストに訪れたチャンスになります。

皆川選手がPKを蹴りますが、相手にセーブされます。ただ、冷静にこぼれたボールを詰めてゴールを奪います。

おそらく、スタジアムで一番冷静だったのは皆川選手だったのではないでしょうか。。。。

そのくらい、この1点で取りこぼす勝ち点の重さが変わります。

ボールをセットして、蹴ったタイミングで試合が終わり、2-2で引き分けとなります。

勝利が求められる中で、最後の最後でもぎ取った勝ち点1は今後大きな意味を持つのではないでしょうか。

これで前半戦が終わり、勝ち点40、12勝4分5敗で2位で折り返しになりました。他会場の結果より、首位と勝ち点差は2となります。

次節は後半戦一発目で横浜FC戦となります。正直、いきなり大一番がきた感じですね。ここで、4月の借りを返せれば、3位との差が生まれますので、全力で応援していきましょう。集中!

個人的感想

内田先生;あの場所にいることがベガルタのサイドバックの証です。これからもお願いしますね。

皆川先生;PKは失敗しましたが、あの中で一番冷静でしたね。やはり、努力している人の前にボールが転がってきますね。

氣田先生;一点目の切り込み、最高でした。切り返しは長崎戦を思い出すいいフェイントでした。

ネージャ;キックの精度がよく、そして試合開始直後のセーブは最高でした。久しぶりでしたが、トレーニングをしっかりしていることが見られてよかったです。

コメント

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