ベガルタ通信31

Jリーグ(ベガルタ仙台)

今シーズンも最後の試合となりました。湘南戦を振り返りましょう。

第34節の結果は?

今シーズン最後の試合は、34節湘南戦でした。結果は、、0-0で引き分け。勝ち点1を積み上げるに留まりました。

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試合は、前半から相手のプレスを避けることができず、なかなかボールを前に運ぶことができませんでした。

特に両サイドバックへのプレスが強く、ボールを握っても判断が遅くなると、奪われ、攻め込まれるシーンが多かったです。

前半の給水タイムまでは相手のシュートを受ける形が多く、ベガルタは、サイドから攻撃を組み立てたいのですが、二列目の選手の動き出しがなく、もしくは遅く、タイミングが合わない状況が続いていました。

ボランチから一本縦パスが入ると、サイドにも選手が流れて、いい形が作れるシーンもありましたが、結局、前半は無得点となりました。

後半はシステムを変更し、3バックで挑みました。選手もシステムに合うように入れ替えて、攻撃の形が作れるようになりました。

しかし、サイドに流れる状況からクロスを上げますが、クロスが低く、相手にクリアされるシーンが多くありました。

また、相手も選手を入れ替えてきているので、特に相手の左サイドからは多くのチャンスを作られました。これは、ベガルタの右サイドが弱かったという点でしょう。

後半45分間際で湘南の交代がうまくいかず、アディショナルタイムが長くなった影響で、よりオープンな展開になり、お互いゴールの機会がありました。

特に、ベガルタのカウンターのタイミングでは、石原選手がサイドから上がって、ややサイドよりでゲデス選手が受け、そのまま中央の長沢選手へパスをしたのですが、相手ゴールキーパーがその時点で詰めてきており、シュートを打ってもブロックされて入りませんでした。

結果、点をとることができず、引き分けに終わりました。

最終的にホームでは17戦未勝利ということで、過去の大分、徳島と並ぶ不名誉な記録を作ってしまったシーズンとなりました。

試合後のショートインタビューで長沢選手が涙を見せたのが、今シーズンの全てを物語っているのではないかと感じました。

今シーズンは月に6試合をこなさなければならず、チームの総合力が試される中で、多くのけが人が発生し、人のやりくりができない辛いシーズンになりました。

順位は、最終的に17位となりました。最終戦で清水が勝利し、勝ち点は並びましたが、得失点差でしたの順位になりました。

某ウィルスの影響で降格がないシーズンですが、通常であれば、降格となる順位です。

そして、2020年シーズンの公式記録として、永遠に残り続ける順位となります。

今シーズン戦ったチームに感謝を申し上げるとともに、来シーズンは笑顔で終われるシーズンにしたいものですね。

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