ベガルタ通信33

Jリーグ(ベガルタ仙台)

明けましておめでとうございます。年末は時期遅れで新監督の話題としましたが、遅ればせながら、2020年シーズンを振り返ってみます。

正直、振り返りたくない気もしますが、現実をみようと思いました。

シーズンの勝敗について

2020年シーズンは新型コロナウィルスの影響により、第1節のみ通常の観客動員で試合が行われました。その後、6月までは試合がなく、7月から無観客での試合が始まりました。

シーズン前半戦;2勝5分10敗(湘南、神戸に勝利) ※鳥栖との試合はシーズン後半に実施された。

シーズン後半戦;4勝5分8敗(G大阪、鳥栖、大分、清水に勝利)

最終順位は17位ということ、そして、ホームゲーム未勝利になったシーズンでした。

また、シーズン夏場から秋ごろまで勝利から遠ざかり、17戦未勝利も経験し、サポーターも心がおれそうになりました。

フォーメーションについて

2020年シーズンは監督が代わりましたが、シーズン始めの怪我人増加に伴い、やりたいサッカースタイルを崩さなければならなかったと思います。

フォーメーション別の勝利数は以下の通りです。

4-1-2-3;12試合→3勝

4-2-3-1;10試合→1勝

4-4-2;8試合→0勝

3-4-2-1;4試合→2勝

この結果からもフォーメーションは選手のやりくりもあり、定まっていない状況でした。

勝利数だけでみると、試合数が異なりますが、シーズン後半で見せてくれたワンアンカーの4-1-2-3がフィットしているように思いました。

しかし、試合数が多いにもかかわらず、3勝のみということで、結局、監督の手腕の問題もあったのかとお思いました。

プレーヤーズ

ここでは、ゴール、アシストにフォーカスを当ててみます。

①ゴールランキング

一位;長沢選手   9ゴール

二位;ゲデス選手  5ゴール

三位;西村選手   3ゴール

四位;蜂須賀選手、松下選手  2ゴール

となりました。

長沢選手は二桁得点が目の前でしたが、終盤戦でゴールが奪えず、残念ながら9得点で終えました。しかし、彼がいなければ、どうなっていたことか。。。

ゲデス選手はシーズン前半でチーム状況が悪いにもかかわらず、得点を取っていました。途中で追いつかれたり、逆転を許す試合が多くあり、報われないことが多かったですが、相手からみると脅威だったのではと感じています。

②アシスト

一位;浜崎選手   5アシスト

二位;蜂須賀選手  4アシスト

三位;関口選手   3アシスト

四位;佐々木選手  2アシスト

サイドバックとボランチの選手が上位を占めています。特にコーナーを蹴る浜崎選手はアシストが多くなります。

昨年は永戸選手がアシスト王になっていましたが、今シーズンはやはりチームの得点がそもそも少なく、アシスト数も減っています。

印象に残った試合

最後に2020年シーズン印象に残っている試合をピックアップします。

①第27節 ガンバ大阪戦

ガンバ戦は、17戦勝ちから遠ざかっているベガルタがアウェーで勝利した試合でした。長沢選手のハットトリックもあり、圧勝でした。

なかなか、試合で勝てないシーズンもあるんだな、、と心が折れかかっていた時に、上位のガンバ相手に試合を有利に進められたことも観ていて、楽しかったです。

②第33節 清水エスパルス戦

シーズン終盤で下位同士の対戦となったこの試合では、お互いに譲らず点を取り合う展開になりました。

試合終盤で浜崎選手の豪快なFKが決まった瞬間、思わず声を出してしまった記憶があります。

いつもゴールを取ると声を出してしまうのですが、この時はシチュエーション的にも喜ばずにはいられなかった思いでした。

さて、短かったですが、個人的に振り返ってみました。正直、2020年シーズンは残念と言わざるを得ないシーズンでした。

しかし、新監督に手倉森さんが帰ってきたので、今シーズンは離れていったサポーターが戻ってくることを期待し、さらに約1年ぶりにホームでの勝利を待ち望みたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました