雨の中行われた第6節を振り返りましょう。
第6節の結果
第6節はアウェーでFC東京戦でした。結果は、、1-2で敗戦でした。
これで、リーグ戦4連敗となり、初勝利はお預けでした。
試合前の予想フォーメーション
Jリーグ公式 https://www.jleague.jp/match/j1/2021/032101/live#formation
試合は、前節までの立ち上がりでの失点を防ぐことを意識していたこともあり、堅い立ち上がりになりました。
ボールポゼッションはFC東京でしたが、守るときは5バックとその一列前は4枚で固めていたため、ボールが入ってきても、対応ができていました。
徐々に仙台もボールが持てるようになり、前線で氣田選手や蜂須賀選手を中心としてサイドからの崩しを見せていました。
サイド攻撃の機会を作ることで、CKをとることができました。
前半24分、CKでフリーになった蜂須賀選手が、低くなったボールでしたが、うまく頭で合わせてゴールを奪いました。
先制点は今シーズン初となり、また、立ち上がりの失点を防いでいたので、いい状態での試合運びができていました。
しかし、飲水タイム後すぐにFWにドリブルで持ち込まれ、バイタルエリアの少し後ろからミドルを打たれて、同点にされました。
このシーンでは、相手選手にスルスルとボールを運ばれました。寄せが甘く、誰もデュエルに行くのが遅くなっていました。
ただ、同点になったということで、下を向く必要はありませんでしたが、タイミングが飲水タイム後という自分達のペースに運びたかっただけに、もったいない気がしました。
同点には追いつかれましたが、ボールをつなぎ、前線へ運ぶ、キープすると得点の可能性は十分にありました。
しかし、前半を同点で終えたかった時間帯にまたしても失点してしまいます。
右サイドでボールを奪われると、ますワークで相手FWへボールが渡ります。CBのシマオ選手がディフェンスに入りますが、股を抜かれ、ドリブル突破されます。2枚目のディフェンスが入れば良かったのですが、フリーのまま、シュートを打たれ、ゴール隅に決められてしまいます。
2点ともディフェンスの寄せの甘さや2枚目が出てこないという、個に対してのアタックができていない状態でした。
正直、防げたのではないかと思っております。
後半は71分まで選手交代なしで進みました。CK取ったり、ゴール前でのパスワークやこぼれ球からシュートを打ちますが、残念ながらゴールには結び付かず、引いた相手の守備を崩せず、タイムアップとなりました。
選手を入れ替えながら、4-4-2のフォーメーションに変更するというシステム変更で攻撃の糸口を探りますが、相手の堅い守備を崩すことができませんでした。
特に中央での突破は、よほど相手を上回るスピードでワンツーパスを出すなどして進んでいかないと崩せない状況でした。
ベガルタは、サイド、ウィングの選手を中心に攻撃を仕掛けていき、チャンスを作ることができていました。
今節では追加点はありませんでしたが、十分チャンスがあると思いました。
ただ、イージーなパスミスをして、そこを無理にスライディングなどで取りに行ったが為に無駄にファールをする場面が多かったです。
自分達のボールを失うことと、カードをもらうということで、改善しなければ、勝ちが遠ざかると感じました。
なお、今節では、立ち上がりの修正、3点以上の複数失点を防いだことが評価できると思います。
相手のミスもありましたが、失点後に、ずるずる失点を重ねることがなく良かったです。
次の週末はカップ戦で、リーグは代表ウィークの小休止になります。
また、アウェー連戦も終わり、カップ戦からホーム連戦になります。また、次の2週間は2試合になるので、オフもあり、戦術の浸透やトレーニングで十分修正できるのではないかと考えます。
ホームでの勝利を足掛かりに4月攻勢と行きたいところです。
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