ベガルタ通信59

オリンピック中断前の第22節を振り返りましょう。

第22節の結果

オリンピックで約1ヶ月ほど中断期間に入ります。その中で中断前最後の試合として、ホームで札幌と戦いました。結果は、、、1 – 1で引き分けでした。

降格圏脱出には勝利が望まれましたが、結果は引き分けで、悔しい思いとなりました。

2023明治安田生命J2 第23節 モンテディオ山形

試合前予想フォーメーション

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/071002/live/#formation

試合開始から予想通り、札幌がボールを握る展開になりました。

今節の札幌のスタイルとして、ワンタッチでのパスが多く、ベガルタの選手はそれに翻弄される形となりました。

相手からするとそれが実を結び、前半4分に中央でワンタッチのパスで崩され、右サイドにボールが入り、直接ゴールを決められてしまいます。

前半15分以内での失点はエスパルス戦以来と直近2回目です。

その後もセカンドボールの奪取も相手が上回り、GKからのロングフィードもうまく自分たちのボールにできない状況が続きました。

なんとか凌いでいたものの、前半24分にCKのボールをワイドに揺さぶられ、フリーでボレーを打たれて失点します。

ただ、VARが介入し、オンフィールドレビューの結果、ペナルティーエリア内での吉野選手へのファールが認められ、ノーゴールとなりました。

これは、マークが移動した際に吉野選手がついていこうと振り返った際に相手選手が進路を妨害して立ちはだかった為、倒れててしまいました。

このファールが認められ、前半28分ごろ、0 – 1で飲水タイムに入っていきます。

飲水タイム後は、息を吹き返したようにベガルタの選手が相手選手へのマークをしっかりつくことができ、また、ボールを奪った後の連携も良くなりました。

そして、前半31分、ゴール中央でフェリペ選手がボール奪取に成功すると、ポストプレーで奪われず、反転し、ゴール方向へ持ち上がります。

左サイドに流れていた赤﨑選手へパスが通ると、中央へオーバーラップしてきた関口選手、後ろから中央に入ってきた加藤選手の頭を超えたクロスが入ります。

右サイドをするりと駆け上がってきたフリーの真瀬選手がダイレクトでグランダーのシュートを放ち、ゴールとなりました。

このシーンでは、狙い通りフェリペ選手が起点となり、そして、関口選手がオーバーラップすることでDFを引きつけたため、ゴール右側がポケットのように空いたため、フリーでゴールを決められた良いシーンでした。

前線でFWがキープできると、サイドバックの選手が上がることができるので、攻撃に厚みが出てきます。その典型的な例になりました。

その後は札幌の3バックを軸とした、サイド攻撃が続き、CKを奪われるものの、凌いで前半を終えます。

後半は入りから西村選手が入りました。

フェリペ選手は前線で強くプレスに行くタイプではないため、前線でのアグレッシブさを求めての起用と思います。

後半立ち上がりは札幌のミスもあり、ベガルタにチャンスが巡ってきます。

後半6分、右サイドでボールを受けた真瀬選手がペナルティーエリナ内まで切り込んできて、クロスを上げます。相手DFがヘディングしコースが変わりますが、後ろで待っていた西村選手の足元に溢れてきて、足を振り抜きましたが、タイミングがうまく合わず、空振りとなりました。

フリーでしたので、決定機を迎えたシーンでした。

また、その3分後西村選手がペナルティーエリア内で直接シュートを放ち、GKが弾いたボールを真瀬選手が体勢が悪いながらも詰めて、シュートを放ちましたが、クロスバーに嫌われてしまいます。

その後はイーブンな展開、そしてややオープンな展開になってきます。

危ないシーンもあり、後半41分にはゴール前の混戦から直接シュートを放たれますが、GKのスウォビィク選手のセーブで弾いた後、こぼれ球を狙われますが、すかさず反応し、これもブロック。

2本目は相手選手のオフサイドでしたが、結果的に2本のシュートを防いでくれました。

アディショナルタイムに入り、後半48分には、GKからのロングフィードでこぼれたところを氣田選手がシュートを放ちますが、相手GKに防がれてしまいます。

相手はCFの外国人選手を投入するなど高さあるプレーで空中戦を制して来ようとしましたが、ベガルタのDFも寄せに行っていたので、フリーでのヘディングなどはありませんでした。

試合は1-1で終了となりました。

前半の入りから悪く、負ける流れと思っていましたが、なんとか修正し、イーブンな展開に持っていけたのはよかったと思いました。

あと、フェリペ選手はいいプレーを見せてくれますが、周りとの連携・コミュニケーション部分で課題がありそうで、これは中断期間に改善できれば後半戦楽しみになるのではないかと思っております。

そして、、、この夏の期間に移籍で新加入選手がいるのか、気になるところですね。

簡単に今節の個人的な印象をピックアップしました。

・前半飲水タイムまでは気分は0 – 4で負けてる感じ

・前半飲水タイム後は一人一人のやることが整理され、ボールが回るようになった

・真瀬選手の先制点までのナイスな流れ

・後半の立ち上がりでのチャンスを決めたかった

・GKのクバ選手、、、今節もありがとう

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