ベガルタ通信60

オリンピックによる中断の影響で7月は2試合のみとなりました。中断期間なので、今シーズンの前半戦を振り返ります。

前半戦成績

まだ5節のガンバ大阪戦が終わっていませんが、試合数としては半分を消化しています。

成績は、リーグ戦は21試合消化して3勝8分10敗です。得点が18、失点が35ということで、得失点は-17になります。

開幕の広島戦は先制され、また退場者が出ている中でも同点に追いついた試合をしてくれました。

その期待感があったものの、2(フロンターレ),3(鳥栖)節ではともに5失点と、守備が崩壊する状況になってしまいました。

その後、ガンバ戦を除き、4試合連続で失点するとともにチームは6連敗となりました。

いい守備ができずに、前半15分以内にあっさりとした失点が多く、開幕してすぐのベガルタは試合開始からの失点がダントツで早かったです。

ターニングポイントは、9節のマリノス戦で、超攻撃敵布陣に対して、しっかりとした守備の意識を持って戦い、開幕後初の無失点となりました。

ただ、いい試合をした次の横浜FC戦ではよかった守備が崩されましたが、最終的には追いついてドローで勝ち点を持ち帰っています。

今シーズンのベガルタはシーズン1勝目が遠く、ホームでも500日以上勝ててない状態でした。

5/1のレイソル戦でようやく、勝利をあげることができました。DAZNのジャッジリプレイではハンドの話に上がった試合でしたが、当時の主審の判断が尊重されて結果、勝利することができました。

5月は連戦が続いておりましたが、ホーム大分戦、アウェー名古屋戦と勝利し、勝ち点を積み上げました。

一方、いい守備が構築されてきた中でも先制を許し、苦しくなる試合もあり、追いつくものの、逆転はありませんでした。

負けは少なくなりましたが、引き分けが多くなり、勝ちきることが次の課題と思います。

春先のスタートから躓きましたが、なんとか5月以降立て直してきていると感じています。ただ、順位を見るとまだ降格圏にいることは確かです。

ボトムハーフのクラブには取りこぼすことなく、上位陣対して勝ち点を少しでも取れれば、希望が見えてくると考えています。

データはどうか

今シーズンは442のフォーメーションを主眼に置いて試合に臨んでいます。

その中で、リーグ全体で見るとボール保持率は最下位の20位です。これは、相手にボールを持たせておいて、自分たちの守備のリズムから攻撃を仕掛けていくという意図が見えてきます。

ただ、そういうこともあり、セーブについてはリーグ1位になっています。これは、GKの質の部分もあろうかと思います。

一方で、そこまで攻めさせている、守備としてディフェンダーがシュートブロックできればいいですが、難しいようにも感じています。

相手に決定機を与えるようなパスを封じるなど組織的な守備の強度が求められると思いました。

また、警告については、リーグ3番目の多さということで、守備に回ったときに相手を止める回数が多いことを表しています。

攻撃面では両サイド・中央の中では、右サイドからの起点が多く、ついで左サイドになります。

昨シーズンからですが、左サイドのアタッカー不足となっております。

新加入選手で補うことで対応を進めていますが、現状は右サイドからの起点が多いのが現状です。

そして、インターセプトがリーグ4位なので、いかに守備で構えて、ボール奪取をしてカウンターに転じているかがわかるデータになります。

後半戦もいい守備からの攻撃というスタイルは変わらないと思います。

開幕戦からの失点に対して守備をしっかり構築したので、次は攻撃が課題になるため、中断期間でいい攻撃の形を作り、後半戦は勝ち点を積み上げてほしいものです。

短いですが、前半戦を振り返ってみました。

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