ベガルタ通信8

アントラーズの内田選手が現役を引退されましたね。その中でも他会場では試合が行われます。第12節の試合を振り返りましょう。

第12節の結果は？

第11節はサガン鳥栖戦の予定でしたが、中止となり第12節のセレッソ大阪戦になります。結果は、1-2で敗戦でした。ともにJ2から上がった時期が同じチームが高嶺の花になってしまったような気がします。

試合は、相手の攻撃を受ける形になるのでは？と予想しておりました。確かにそのような時間帯もありましたが、相手の攻撃を凌ぎ、自分たちの時間もある程度作れていました。

しかし、ゴール前での精度が低く、せっかくバイタルエリアにボールを持ち込んでも、相手からすると大した脅威にならなかったのでは？と感じました。

また、セカンドボールをうまく拾われていたため、繋がりが薄く、自分たちのボールにする時間が短くなる要因になっていました。

前半は、相手に先制され、苦しい展開になりました。相手もゴールを奪ってから、より圧を掛けてきたため、球際など一層厳しくなりました。

そんな中でも、前半の終了間際にコーナーキックから蜂須賀選手のゴールが決まり、同点で折り返すことができました。

この時は、コーナーキックを連続で蹴ることができたので、最初はニアで相手を意識づけさせておき、次のキックで、ファーに蹴り、ちょうどフリーになっていた選手に合わせられたという状況です。

今シーズンは、セットプレーでの得点がなかったのですが、この試合で初ゴールになります。

後半は、試合の入りは良かったものの、一瞬の隙から、相手選手にゴールを奪われてしまいました。ただ、時間帯的に逆転できる状況ではありましたが、相手ゴールに向かう時には、ブロックを組まれてしまい、中に入れない状態でした。さらに、自分たちのパスミス及び判断が遅くなる部分があり、もったいなかったです。

結局、しっかり攻めることができずに、敗戦となりました。

失点は良くありませんが、昨日の後半の試合運びをうまくできれば勝機もあったと感じています。

順位は下ですが、顔は下を向かずに頑張って欲しいものです。

今節は負けてしまいましたが、注目選手を挙げるとすると、真瀬選手です。

マリノス戦で出場したアピアタウヤ選手と同様に現役の大学生ですが、特別指定選手ということで登録されています。

DFの選手ですが、サイドからの攻撃を仕掛ける選手です。今節もFWの位置での出場でした。

自ら仕掛ける意識を持っているのですが、相手DFにブロックされる場面が多々ありました。しかし、仕掛ける強さはあるので、期待が大きいです。

2021年の内定が決まっている中で、J1の試合を経験できることは大変いい機会だと感じています。今後の成長に期待しましょう。

短いですが、以上となります。

次節は、アウェーで広島戦ですね。アウェーでの連戦が続きますが、応援していきましょう。