J1は残り、2節となりました。38節はアウェーでアビスパ福岡戦です。降格が決まり、監督が変わったベガルはどのような戦いをしたのでしょうか。
第38節の結果
第38節はアウェーでアビスパ戦でした。結果は、、、2-2で引き分けでした。
引き分けでしたが、個人的には面白い試合でした。ただ、勝ちきれないのが、今のチームを象徴としているのかと思いました。
今節は現地で観ることができました。監督が変わり、どういうサッカーをするのか楽しみで、結果は引き分けでしたが、観ていて面白かったです。
試合前予想フォーメーション
https://www.jleague.jp/match/j1/2021/112709/live/#formation
試合開始後のフォーメーションは4-4-2で、今節は吉野選手がボランチでした。
前半開始からアビスパの重厚な攻めを受ける形でスタートしました。また、ベガルタの最終ラインでのボールに対し、FWがボールを狙いに来ており、何回かボールを奪われ、危ないシーンが作られました。
ただ、持ち直し、相手の背後にボールを出して、右サイドの真瀬選手がクロスを供給するというシーンもありました。
飲水タイムまでで決定機を作れず、前半を折り返します。
飲水タイム後にCKを取られます。CKは弾きますが、ペナルティーエリア外でアビスパの選手にボールが入り、自分でシュートを打たれ、先制されます。
その後、両サイドから満遍なく攻めていき、CKを得られますが、相手の高さに阻まれて、前半はゴールを決められず終えます。
後半は開始早々に関口選手からスルーパスが供給され、富樫が受け、そのままゴールへ向かい、フリーでシュートを放ちますが、枠外となります。
相手GKのポジショニングもよく、よほど上手く巻くか、股下を抜かない限り決めることができない難しいコースでした。
立ち上がりから良いリズムで入ることができたベガルタは後半4分にCKを獲得します。
CKのボールはニアでフェリペ選手が当てて、ファーに流れてきたボールを氣田選手がヘディングで押し込みました。
これで、同点になります。
ファーには氣田選手の他に富樫選手も流れてきていました。
これで、振り出しに戻り、さらにベガルタの動きが良くなりました。立ち上がりの時と同じく、相手DFの裏にボールを出して、FWを走らせることで、チャンスを作り出していました。
後半19分にCKを獲得します。CKのボールは先制時と同様にニアでフェリペ選手が当て、ニアに溢れてきたボールを氣田選手が今度は右足を振り抜いて、ゴールが決まります。
ここでベガルタが逆転します。
その5分後には自陣からのロングカウンターで加藤選手が一人で持ち上がります。相手DFが前にいたため、流れてきたフェリペ選手にパスをし、そのままゴール右を狙ったシュートを放ちましたが、惜しくも枠外になりました。
もう少し巻ければ良かったと思います。
この時間帯は立て続けに良い攻撃ができていました。
アビスパは選手を入れ替え、攻勢を強めます。飲水タイム後は完全にアビスパの時間でセカンドボールが拾えず、攻撃に繋げられません。
ベガルタも守備的に選手を入れ替え、守り抜く意思を示しました。
しかし、後半42分に相手のクロスの折り返しから失点します。
同点にされ、試合が終わります。
先制されるも、セットプレーから逆転し、勝利が目の前まできましたが、残念ながら引き分けでした。
セットプレーの形はしっかり練習したものと推察されます。ニアに平岡選手とフェリペ選手の高さを持って当てて、ファーへ流すことで相手のマークを外せたので、フリーでシュートを打てました。
流れの中での得点はありませんでしたので、次節は期待したいです。
監督が変わっての初戦。先週までは残留争いをして、精神的にも辛かったと思いますが、今節は生き生きと試合をしていたように思います。
次節は最終戦です。相手は鹿島アントラーズということで、強敵ですが、最後は勝って締めくくりたいですね。
個人的コメント
氣田先生;気持ちがこもった得点、ありがとう
フェリペ先生;今節の戦術的だと思いますが、ボールを持った時は生き生きしてドリブルしてました。
平岡先生;久しぶりです。昨年まで観ていたようなハイボールへの対応、危機察知能力の高さでバイタルへボールを入れさせない強靭なデフェンス、ありがとうございました。
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