ベガルタ通信80

J1は残り、2節となりました。38節はアウェーでアビスパ福岡戦です。降格が決まり、監督が変わったベガルはどのような戦いをしたのでしょうか。

第38節の結果

第38節はアウェーでアビスパ戦でした。結果は、、、2-2で引き分けでした。

引き分けでしたが、個人的には面白い試合でした。ただ、勝ちきれないのが、今のチームを象徴としているのかと思いました。

今節は現地で観ることができました。監督が変わり、どういうサッカーをするのか楽しみで、結果は引き分けでしたが、観ていて面白かったです。

2023明治安田生命J2 第39節 ブラウブリッツ秋田

試合前予想フォーメーション

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/112709/live/#formation

試合開始後のフォーメーションは4-4-2で、今節は吉野選手がボランチでした。

前半開始からアビスパの重厚な攻めを受ける形でスタートしました。また、ベガルタの最終ラインでのボールに対し、FWがボールを狙いに来ており、何回かボールを奪われ、危ないシーンが作られました。

ただ、持ち直し、相手の背後にボールを出して、右サイドの真瀬選手がクロスを供給するというシーンもありました。

飲水タイムまでで決定機を作れず、前半を折り返します。

飲水タイム後にCKを取られます。CKは弾きますが、ペナルティーエリア外でアビスパの選手にボールが入り、自分でシュートを打たれ、先制されます。

その後、両サイドから満遍なく攻めていき、CKを得られますが、相手の高さに阻まれて、前半はゴールを決められず終えます。

後半は開始早々に関口選手からスルーパスが供給され、富樫が受け、そのままゴールへ向かい、フリーでシュートを放ちますが、枠外となります。

相手GKのポジショニングもよく、よほど上手く巻くか、股下を抜かない限り決めることができない難しいコースでした。

立ち上がりから良いリズムで入ることができたベガルタは後半4分にCKを獲得します。

CKのボールはニアでフェリペ選手が当てて、ファーに流れてきたボールを氣田選手がヘディングで押し込みました。

これで、同点になります。

ファーには氣田選手の他に富樫選手も流れてきていました。

これで、振り出しに戻り、さらにベガルタの動きが良くなりました。立ち上がりの時と同じく、相手DFの裏にボールを出して、FWを走らせることで、チャンスを作り出していました。

後半19分にCKを獲得します。CKのボールは先制時と同様にニアでフェリペ選手が当て、ニアに溢れてきたボールを氣田選手が今度は右足を振り抜いて、ゴールが決まります。

ここでベガルタが逆転します。

その5分後には自陣からのロングカウンターで加藤選手が一人で持ち上がります。相手DFが前にいたため、流れてきたフェリペ選手にパスをし、そのままゴール右を狙ったシュートを放ちましたが、惜しくも枠外になりました。

もう少し巻ければ良かったと思います。

この時間帯は立て続けに良い攻撃ができていました。

アビスパは選手を入れ替え、攻勢を強めます。飲水タイム後は完全にアビスパの時間でセカンドボールが拾えず、攻撃に繋げられません。

ベガルタも守備的に選手を入れ替え、守り抜く意思を示しました。

しかし、後半42分に相手のクロスの折り返しから失点します。

同点にされ、試合が終わります。

先制されるも、セットプレーから逆転し、勝利が目の前まできましたが、残念ながら引き分けでした。

セットプレーの形はしっかり練習したものと推察されます。ニアに平岡選手とフェリペ選手の高さを持って当てて、ファーへ流すことで相手のマークを外せたので、フリーでシュートを打てました。

流れの中での得点はありませんでしたので、次節は期待したいです。

監督が変わっての初戦。先週までは残留争いをして、精神的にも辛かったと思いますが、今節は生き生きと試合をしていたように思います。

次節は最終戦です。相手は鹿島アントラーズということで、強敵ですが、最後は勝って締めくくりたいですね。

個人的コメント

氣田先生;気持ちがこもった得点、ありがとう

フェリペ先生;今節の戦術的だと思いますが、ボールを持った時は生き生きしてドリブルしてました。

平岡先生;久しぶりです。昨年まで観ていたようなハイボールへの対応、危機察知能力の高さでバイタルへボールを入れさせない強靭なデフェンス、ありがとうございました。

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