12月に入りました。2021年シーズン最終戦です。来季へ向けて勝利が欲しい試合です。
第38節の結果
第38節はホームで鹿島アントラーズ戦でした。結果は、、0-1で敗戦となりました。
最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。
試合前予想フォーメーション
https://www.jleague.jp/match/j1/2021/120401/live/#formation
試合開始後からアントラーズにボールを握られます。また、相手のボールに対してプレスに行くものの、かわされるシーンが多くありました。
相手の決定機は試合開始7分で、ポスト直撃のシュートを受けました。このあとは持ち直し、まずは守備をして、相手DFの裏を狙う攻撃につなげていきました。
FWの赤﨑選手がボールのないところでの動き出しをするオフザボールの動きを積極的にとっており、相手DFを翻弄する形になっていました。
ベガルタは11分に氣田選手がミドルを放ちますが、GKに抑えられます。
また、その10分後には左サイドでボールを繋ぎ、氣田選手がゴール方向へ切り返すタイミングでファールをもらい、いい位置でFKとなります。
FKをもらうシーン含めて、攻撃では、パスをつないで人数をかけての攻撃ができているのが前節含めて仕掛けていくサッカーであると感じました。
FKは得点にはなりませんでしたが、CKにも繋がり、サイドからの攻撃で繋がりが見えていました。
前半は決定機はなかったものの、攻撃時にはサポートするメンバーがいて、しっかりボールを繋げることができるシーンがありました。
後半は、立ち上がりから積極的にベガルタ側が仕掛けます。後半から入ったフェリペ選手がボールをキープまた、走ってきた選手へパスを出すといった形で攻撃の起点になるプレーをしてくれていました。
また、フェリペ選手は、後半16分には自陣の右サイドからボールをキープして中央へ向けてドリブルを見せてくれました。惜しくもファールをもらう形でしたが、続いていれば、得点の匂いがする状況を作り出せたと思いました。
FKのこぼれ球を上原選手が中央へボールを上げて、ニアの平岡選手がゴール方向へヘディンですらします。オフサイドにならないようなタイミングで吉野選手が飛び出し、胸で受けた後、シュートを放ちますが、バーの上に行ってしまいます。
胸トラップの後に右にいたFWの選手へパスをする選択もありました。判断は難しい状況だったので、自分から打つことになったと思います。この試合最大の決定機でした。
ベガルタの時間が続くと思いましたが、アントラーズも後半10分を過ぎたあたりで選手を入れ替えたので、ベガルタ側もボールキープの時間をなかなか作れなくなってきていました。
そして、飲水タイム後の後半28分に、6月に決められたような形で、左からクロスを入れられ、ブラインドになったため、うまくボールを処理できずに、ゴールへ吸い込まれ、先制点を与えてしまいます。
残念ながら、アントラーズに先制点を与えると勝つことが非常に難しいので、試合運び含めて厳しくなりました。
その後もフェリペ選手のキープ力から前線へボールをパスしますが、うまくつながらないシーンがあり、得点が入りません。
後半38分にはゴール前の混戦から中央に溢れてきたボールを加藤選手が振り抜きますが、相手のブロックにより、弾かれてしまいます。
結果、試合は0-1で敗戦となります。
この試合をもって2021年シーズンが終わりました。来年からはJ2に舞台を移します。
試合には負けましたが、攻撃の時に複数人がサポートに入りボールを失わないようにしていたこと、フェリペ選手が入って、役割が明確になり、ボールキープからの攻撃の起点になる動きで活性化されました。
見ていて非常に楽しい試合になったと感じました。
ただ、アントラーズの堅い守備はベガルタも見習うべきもので、体を張るところ、ボールを奪うところ、そして失わないテクニック含めて、さすがJ1の重鎮だと思いました。
今シーズンが終わり、あとは今の選手がどれだけ残ってくれるか、新しい戦力を確保できるのかという部分が課題と感じています。
あとはフロントを信じるしかいないですが、J2を戦い、一年でJ1復帰を目指す体制としてほしいと思っています。
個人的なものも含めて、総括はまた別の機会に。。
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