3月11日の翌日に行われた盛岡戦を振り返ります。
第4節の結果
第4節は今シーズンからJ2に上がってきた盛岡との試合でした。
日付からも分かる通り、震災から11年。いろんな思いを持っての試合となりました。
結果は、、3 – 0でベガルタが勝ちました。今シーズン、ホーム初勝利。そして、4試合終えて、無敗です。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2022/031208/live/#formation
試合開始直後はボールが収まらず、ルーズなボール対応の中で、盛岡にチャンスが生まれます。
右サイドからのシュート気味のボールをDFが触りますが、角度によっては失点のシーンでした。
その後、ベガルタがボールを握る時間が続きます。
今節先発のフォギーニョ選手が入り、中盤でボール奪取、楔のパスを入れて前線の選手へのボール供給が前節とは異なる形でした。
ただ、前半30分ごろまでで決定機を迎えていたのは盛岡の方でした。セットプレーから得点の匂いがしました。
CKが特に脅威で、バリエーションが豊かであると感じました。ショートコーナーからのミドルやシンプルにヘディングでのシュートもありました。
ボールを保持しつつも、得点に結びつかないベガルタですが、40分にやや中央からやっさんがゴール前の武将へシュート性のクロスを供給し、頭ですらせますが、ゴールやや左にそれます。
攻撃は起点を中央から右が中心でしたが、左サイドに入った石原選手のフリーランなど意味のある動き、氣田選手が前を向くシーンが多かったです。
その中で、43分にゴールキックから左サイドの氣田選手へボールが渡り、ペナルティーエリア右の遠藤選手へボールが入ります。
そのまま中央へ持ち上がり、ペナルティーエリアないの武将へパス、武将のリターンを受けてミドルを放ち、先制点となります。
この時、フォギーニョ選手が後ろからランニングしているなど、相手に的を絞らせない攻撃参加も良かったと思いました。
前半の終わりの方は盛岡がオープンな展開を見せてきて、少し間延びしていたこともあり、ペナルティーエリア前などでスペースが生まれたと思いました。
前半は1-0で終えます。
後半入りが前半と同じように少し、ベガルタが押される状況でした。
ただ、今節は前節の反省を活かし、ボールを保持する中でも基本は前を向いていたこと、DFはラインを極端に下げることなくゲームができていました。
盛岡の方もサイドバックの選手が高い位置を取っていたため、クロスや中央へのボール供給により、ゴールへ迫るシュートが大きく2本ありました。
これらはベガルタのパスミスが絡んだものでした。できるだけ、その数を減らさないと、刈り取られてしまうと思います。
盛岡が選手を3人一気に入れ替え、局面が変わるかと思いましたが、ボールを保持しつつ、追加点を狙うベガルタの姿勢は変わりませんでした。
22分、やっさんから左サイドへロングパスが入り、石原選手が追いつきます。それを受け取りに来た武将がペナルティーエリア中央で少しドリブルし、自分でシュートを放ち、ゴールへ吸い込まれます。
利き足とは違う右でのシュート。ペナルティーエリアには攻撃選手がいたので、盛岡サイドはやや足が止まっていた感じでした。
そして、その3分後。今度は左でやっさんからボールを受けた氣田選手が相手を一人かわし、ボールを運びます。
ペナルティーエリアで3人ほど引きつけて、武将へパスを出し、武将が相手キーパーをよく見た形でループシュートを放ち、3点目が入ります。
氣田選手の持ち味が出た良いシーンだと思います。
3点目以降、FWが入れ替わり、フェリペ選手のシュートもあり、4点目のチャンスもありました。
全員守備で盛岡の攻撃を守り、無失点で試合を終えます。
ホーム初勝利、そして無失点でした。前節の反省を活かして、自分達がやりたいサッカーを表現できたと感じました。
また、ワンタッチパスが増え、ボールロストの機会がかなり減っていた印象です。基本は前を向いてチャレンジしていたことも良かったと思います。
次節はアウェーで山形戦です。盛岡戦と同様に負けは許されません。歴史を紐解くと、引き分けが多い相手ですが、勝ちで終えられるよう応援しましょう。
個人的感想
やっさん;ありがとう。パスはセクシーでしたね(解説の田村氏曰く)
武将;これからもゴール量産頼みます。
富樫先生;献身的な守備などオフザボールの面、助かります。あとはゴール。
フォギ兄;楔のパス、攻撃参加のランニングはGood
氣田先生;ドリブル最高でした。
杉神;今日もシュートストップサンキュー
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