今治戦の感想 ベガルタ仙台#248

感想

非常に悔しい敗戦となりました。前節の勢いをそのままに臨んだ試合でしたが、勝ち点を積み上げることはできませんでした。

立ち上がりはベガルタが主導権を握り、良い時間帯に先制できたのは素晴らしかったです。相良選手の持ち上がりからの展開、そして宮崎選手の相手より高い打点でのヘディングシュートは見事でしたね。理想的な形で先制できただけに、その後の展開が悔やまれます。

前半のうちに3失点してしまいましたが、特に相手FWを捕まえきれなかった場面が目立ちました。スカウティングで十分に警戒していたはずの相手にやられてしまった点が惜しかったです。とはいえ、サッカーは思い通りにいかないもの。相手も対策を練ってきますし、1失点目はセルフジャッジがあったようにも見えました。2点目、3点目はいずれもクロスからで、相手の方がよりベガルタの特徴を研究していた印象でした。

守備面では、山内選手がなかなかリズムを掴めず、工藤選手が中盤で守備に回る時間が多くなったことで、攻撃への切り替えがスムーズにいかなかったように思います。前半の入りが良かっただけに、そこからの試合運びがもったいなかったですね。

後半は「攻めるしかない」状況の中で、果敢にゴールへ向かう姿勢を見せました。ただ、相手の守備が一枚上手で、GK林選手の好セーブがなければさらに厳しい展開になっていたかもしれません。PKを獲得した場面では郷家選手がしっかり決め切り、一矢報いましたが、その後は得点を重ねられず試合終了。

それでも、交代選手を含めて相手の嫌な位置を取るなど、攻撃面での工夫は見られました。決して内容が悪いわけではなく、あとは球際や個人の勝負の部分で、相手に少し上回られてしまった印象です。

残り3試合、最大で積み上げられる勝ち点は9。ここで負けると6位以下に転落してしまう可能性もあります。プレーオフ進出、そしてその先を見据えるためにも、ここからの3連勝に期待したいですね。

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