ようやく、2023年Jリーグが開幕しました。
昨シーズンのベガルタは前半戦で首位に立つも、後半戦で失速しました。そして、最終節の秋田戦で一点の重みを味わいました。
今シーズンはJ2優勝を各選手が口に出しています。個人的にもここまで優勝を言葉にしているのを耳にしてすごく頼もしく思います。
さて、第1節は大型補強で注目されている町田戦です。
第1節の結果
第1節のアウェー町田戦は0 – 0 で引き分けでした。固くなる開幕戦で無失点で終えられたことは良かったのではないでしょうか。
試合前予想フォーメーション（Jリーグ公式）
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/021908/live/#formation
前半
前半は試合開始前の予想フォーメーション通りの配置でスタートしました。
ただ、相手のプレスが早く、そして強く、ベガルタがボールを奪われ、相手のペースで進みます。
相手がボールを握る状況でもベガルタはセンターラインより内側で守備をして、深追いすることはしませんでした。ある程度相手に持たせている印象を受けました。
また、相手のペースで進むものの、ベガルタは昨シーズンのように失点を増やさないため、体を張ってしっかり守備をしていました。
しかし、パスのずれやセカンドボールを拾えないなどで相手ボールになり、スペースを使われるとゴールまでボールを運ばれるシーンが複数回ありましたが、最後のところでやらせないという守備をしていました。
攻撃面ではサイドからより中央のエヴェから真ん中にボールを刺すシーンが何回か見られ、ゴール前のヨンジュン選手や武将が収められるため、ためを作り攻撃の起点になっていました。
そして後ろや脇からナカジや氣田選手が来ることで迫力が生まれていました。サイドの選手が上がれることでより攻撃に厚みが増していました。
ベガルタの決定機は30分前に中央でルーズなボールを奪い、氣田選手がナカジにスルーパスを出して、そのまま振り抜きましたが、GKのセーブにされ、サイドネットに外れてしまいました。
そして、ベガルタがヒヤリとしたシーンはそのすぐ後にDFと入れ替わり相手選手がゴールに迫り、クロスバーとなります。この試合、前後半通じて一番の決定機でした。
前半は相手のペースで進みやや押される形でした。
後半
後半は選手の入れ替えなしでスタートします。
スタートからベガルタがボールを握り、セカンドボールも回収できていました。
後半5分以内に2回ほどゴールのチャンスがあり、特に後半4分過ぎのヨンジュン選手の1対1のシュートは決めたかったと思いました。
その後は一進一退の攻防が続きますが、後半15分くらいには前半同様に相手のボール保持が続くようになります。
ただ、そこで焦れることなく、相手に対峙しながらしっかり守備ができていました。
後半20分過ぎにはやっさん、山田選手が入り、ワントップの形となりました。また、やっさん入ったことでトップ下でいろんなところに顔を出してパスがつながり、ビルドアップが円滑に進むように見えました。
その後もかまてぃーやジョージを入れるなどして活性化を図りますが、やや相手優勢で攻撃が進み、数回決定機を作られました。
アディショナルタイムにはいい位置でFKをもらい、やっさんが蹴りましたが、相手GKに弾かれます。これがラストプレーとなり試合が終わりました。
相手のフィニッシュの精度に助けられ、難を逃れて無失点で勝ち点1を分け合う形になりました。
感想
新加入選手が半数を占めたスタメンでスタートした開幕戦ですが、守備の強度が高く、今シーズンは失点を減らすという意図がしっかり見れたと思います。
ただ、前線には収められる選手がしっかりいるので、縦パスの精度がもう少しあれば、相手にとっては脅威になると感じました。ここはシーズンが進むに従い熟成すると願ってます。
GKの木木選手は久しぶりの実践でしたが、ハイボールの安心感がすごくありました。あとはベテランということで、しっかり後ろから声をかけてコミュニケーション取れているように見えました。
個人的には小出選手の足元のうまさ、最終ラインからの持ち運びなど全てにおいて素晴らしい選手だと思いました。完全加入で来てくれてとても頼もしいです。
まだ得点が取れていませんが、締まったいいゲームだったのではないでしょうかね。勝ちたかったですが、開幕戦の難しさもあり、まずは無失点で終えられて良かったと思いました。
次節、ホーム開幕戦です。栃木にしっかり勝って勢いに乗りましょう。
この試合は現地で応援しました。100%収容可能ということでビジター自由席が埋まるほどのベガサポが来ていました。
私も声出し応援ができて幸せでした。次はユアスタで応援です。
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