岡山戦の感想 ベガルタ仙台#190

5連勝を懸けて、岡山と戦いました。2022年にJ2で戦うことになってから勝ったことがありません。

第17節の結果

第17節はホームで岡山戦でした。結果は1-4で敗戦となりました。5連勝とはならず、また今シーズンワーストの失点数でした。

感想

5連勝とはならず、結果から今の実力と言いますか、現在地を改めて突きつけられたように思いました。

前半の入りは悪くなく、相手のボールをしっかり詰めて奪い取る、引っ掛けるシーンがあり相手よりも決定機を作り出せていた印象です。相手は3バックだったため、相手サイドを有効活用もできていました。不可解な判定もあり微妙な空気感が漂う中、右サイドでジョージ選手のクロスがハンドになり、得たPKをナカジが今度はしっかり決めてくれましたね。

PKの後、緩さが出ていたように思います。失点のシーンはこれまでの試合であればしっかりボール奪取できていたり、ゴール前に運ばれてもブロックできていました。相手の方が一歩先に進んでいたように思います。

ただ、前半は失点の後に危ないシーンを1回作られた以外はしっかり守れていました。1-1で折り返せていたので、まず試合には負けない流れになったように思いました。

しかし、後半の入りが非常に緩く、失点が安かったのが残念でした。相手のFWにポストプレーされるまでわかっており、そのこぼれ球に対して合わせてきた選手には誰もついていないという前半の失点シーンで出た緩さが表れているように思いました。

この失点が試合運びを難しくさせたと思います。たらればですが、あの5分をしっかり乗り切り、自分達のペースに持っていければ、守備が堅い相手にもつけいる隙はあったと思います。前半もペナ前でのワンツーから石尾選手がシュートするというシーンも作れていたので。

これで前に重きを置いて試合を進めていくことになったため、相手陣地での展開が多くなりますが、フィニッシュの精度やその前のクロスの質でなかなか相手を脅かせなかったと思います。これまでゴリさんも話をしていたクロスは課題であると再認識しました。ただ、長澤選手はそれをしっかりやってのけるんんですよね。あのくらいのクロスが欲しいと思いましたね。

攻撃に重心を置いていたこともあり、ボールを奪われ縦ぽんで相手に渡るとFWがしっかり納めてくれていたので、今日の試合はDFが相当苦労していましたね。あそこまで納めてくれると、攻め方は楽になりますからね。その差と言いますか、個人の力でも上回られた印象もあります。

ポジティブな面と言いますか、しっかり準備してきたことをトライしていると思ったのは、攻撃において崩して得点を取ろうという部分ですね。前半も後半も選手は違えど、その意識がしっかりあり、クロスは置いておいて、ペナ外で組み立てて中に入るというシーンがあったので、単純なカウンターサッカーから少しずつではありますが、バリエーションを増やしに行っている印象でした。

今節はしっかり戦えていた部分もありつつ、失点シーンは緩さが出ました。これをゴリさんがどのように修正(鍛え直す)するのか、楽しみです。

次節はいわき戦です。昨シーズンは勝てていません。上位対決は続きます。6月は天皇杯も控え、タイトなスケジュールになるので、選手総合力が求められるようになりますね。まずは、次節のいわき戦に集中。連敗は避けないといけません。負けた後が大事です。

引き続き応援していきます。

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