2連敗で終えた前半戦。ホームから後半戦が始まります。
第22節の結果
第22節はホームで徳島戦でした。結果は、、、1-1で引き分けでした。
これで徳島とは2シーズン連続でホーム&アウェー引き分けとなりました。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/062502/preview/#formation
前半
今節は左サイドにテヒョン選手が戻ってきました。そして、ヨンジュン選手がスタメンとなります。
試合開始から徳島がボールを握りスタートします。相手のビルドアップに対して、うまくハメにいけない時間が続きます。
相手は左サイドからの裏抜けの攻撃を中心にベガルタ側へ攻撃を仕掛けてきますが、焦れずに守ります。
ベガルタの攻撃は主に左サイドの氣田選手とテヒョン選手のコンビネーションなどで崩していくシーンが目立ちました。
最初の15分までで攻撃の回数は多くありませんでしたが、徐々にボールを握り攻撃の形を作っていきます。
その中で、中央の松下選手からゴール前のヨン様へスルーパスが出てそのボールをシュートして待望の来日初ゴールとなります。
松下選手のパスに合わせて2トップのナカジも動き出し相手DFを引きつけていたという点もヨン様がボールを受けられたシーンだったと思いました。
その後もベガルタがいい流れで攻撃を組み立て、氣田選手のミドルもありましたが相手GKにセーブされ追加点はなりませんでした。
その後ピンチがありましたが、小畑選手や菅田選手のクリアで難を逃れます。
前半は、課題の試合の入りについて焦れずに守れていたこともあり、失点せず、しっかり先制して折り返しました。
後半
後半は選手の入れ替えなしでスタートします。
後半の入りも相手ペースでスタートしていきます。しっかりボールを握る相手に対して前半同様に寄せていくスタイルは変えずにいきます。
相手の攻撃を抑えつつ守っていましたが、後半の10分にヨン様のボールロストからクロスを入れられ、そのこぼれ球からゴールを入れられてしまいます。
同点に追いつかれた後も相手のチャンスが続きますが、しっかり守れていました。
ベガルタの選手交代後には流れるようなパスから氣田選手がフリーで左足でゴールを狙いますが、枠外となります。
試合の時間が経つに従い、オープンな展開になり、相手の攻撃ではクロスバー&ポストという決定機もある中で追加での失点はなく時間は進みます。
左サイドのテヒョン選手の持ち上がりなど勝ち越すため、多くの攻撃の機会がありましたが、得点に結びつきませんでした。
終盤は一進一退の攻防が続きましたが、1-1で試合を終えます。
感想
後半戦スタートしましたね。今節を終えて、8勝7分7敗の勝ち点31で順位は8位です。
先制した試合だったので、追加点を取って勝ちを手繰り寄せたかったですが、残念ながら引き分けでした。
ただ、ヨン様にゴールが生まれたのはとても良かったと思います。新聞やネット記事での写真を見てもチームメイトも待っていたゴールだったのではないでしょうか。後半戦の爆発に期待したいです。
そして、パサーの松下選手は相変わらず、すごいパスを出しますね。また、ボランチのコンビネーションは試合ごとに良くなっていると感じています。
ただ、今節の失点は勿体無いと思いました。ロストした後のマークがずれており、フリーマンがいたことで、失点につながりました。
焦れずに守れていただけに悔しいと素直に思いました。
そして、そこから盛り返して攻撃を仕掛けていく姿は頼もしさがありました。一方で、ボックス内の精度という部分はもっと極めていってもらいたいと感じています。
ポテンシャルがある選手が揃っているので、タイミングやパスの出しどころの意思疎通など、これまでやってきているだろうと言われればそれまでですが、相手があってこそのスポーツなのですぐできるものでもないと思っています。
その成長含めて見ていくのが面白さでもあるのかなと考えます。
さて、6月なので勝ち点勘定は、、という季節でもないようで、自動昇格ラインの勝ち点が80と仮定すると、16勝以上しないといけません。
後半戦は残り20試合なので、勝ち続けないといけない状況は変わりません。
次節はダービーです。この勘定に関係なく絶対に勝たなければなりません。相手は強い意志を持って向かってくるでしょう。こちらもしっかり準備して前半戦同様にダービーをきっかけとしたいですね。
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