徳島戦の感想 ベガルタ仙台#215

2節もアウェーの戦いでした。鬼門になっている印象を受けます。

感想

今シーズン初黒星となりましたね。相手が強かったという感触もありますが、引き分けで終われたようにも思えた試合でした。サッカーは難しいですね。

試合は、終始相手の攻守の切り替えの速さ、プレスの対応に苦慮している印象でした。ボールを持った後の判断が少しでも遅いと、相手の奪取されるシーンが何度もあり、勿体無いと思う反面、これが相手の積み上げてきたものであると感じました。ベガルタ側がやりたい事をしっかりやってきているという印象。

前半はお互いに決定機を作ることはなく、ベガルタの方も攻守の切り替えが速い場面も見受けられましたが、自分たちのプレスを剥がされる場面もありました。これは、想定内かもしれませんが、スタメンの有田選手をうまく使う機会が少なくモヤモヤした感じで観戦していました。

残念ながら前半の枠内シュートは0ということで、バイタルエリアにも持ち運べず、苦しい前半だったと思います。風の影響もあったと思いますが、ロングボールに対してセカンドを拾えず、作戦宮崎はほぼ不発に終わるような形でした。と言いつつ、後ろから繋ぐ場面では相手にさらわれてしまうシーンもあり、相手の守備に苦慮しているのは明白でした。

後半は風上に立てると思いました。ただ、画面越しではあまり分かりませんでしたが、風は止んでいたのでしょうか、ロングボールはイーブンな感じになっており、恩恵を受けることなくスタートしていました。無念ですね。風があれば相手も対応に苦慮することがあったと思うのですが。

攻撃時に前掛かりになっていた時に工藤選手のところで奪われてしまい、相手のポストプレーでうまくサイドにボールを運ばれて失点します。奪われ方が良くなかったのと、相手のFWによる上手いポストプレーを止められなかったのが悔やまれますね。この試合で相手に与えた数少ないチャンスをものにされてしまった形です。このシーン意外に1回決定機につながるシーンがありましたが、それ以外はなく、チャンスを決め切れたかどうかになりましたね。

早めに工藤選手⇨武田選手が入り、ボールが動き始めたのが見ていてすぐ分かりました。攻めるしかない中でボールに触る回数が多く、ゴールに向かうチャンスが多くなりました。見ていて面白くなったのは、皮肉にも失点してからでした。それくらい前半から後半の序盤にかけて攻撃が噛み合っていない印象でした。

後半は決定機を3回ほど迎えましたが、得点には至りませんでした。特に失点後の相良選手のシュートはサイドネットでしたが、前半には見られなかったペナ内への侵入は彼の持ち味がようやく発揮された感じでした。また、荒木選手も2本シュートを止めらてしまいましたが、流動的でよう攻撃シーンだったと思います。前節に続いてですが、チャンスはあります。あとはそれを決め切れるかという点でしょうね。期待しています。特にヘッドはフリーだっただけに私も頭を抱えてしまいました。

相手の攻守の切り替え、プレス強度に苦しみ、事前の予想通り堅い試合になりました。前半の無失点はベガルタとしては胸を撫で下ろすような展開で、後半にギアを上げたいところでの失点が痛かったですね。

次節はホーム開幕戦です。Qスタということで、日本代表もワールドカップ2002大会で戦った会場です。個人的には遠いとか、僻地という思いはゼロではないですが、どちらかというと、ワールドカップで盛り上がった会場&Jリーグの試合がユアスタ以外で開催できることに感謝しているところです。スタジアムがなければ、他県へ行かないといけないですからね。

ホーム開幕戦&その次の九州対決にはしっかり勝ってもらい、この負けを晴らしてほしいものです。

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