投資家になるための常識

投資

今回は、賢い投資家になるための常識なるものを紹介します。時間がある方は読んでみてください。

投資家の思考とは?

投資は素人なので、いくつか本を読んでいます。その中で読んで良かったと思う本の一部についての紹介になります。

「投資で一番大切な20の教え」を読んでみると、まずはじめに思考の話になります。ですが、その前に、投資家の目標が求められます。

なぜ、思考の前に投資家の目標を問うのか?

それは、目標次第で思考が止まるためです。ここでは、より高い目標のための思考法について説明してくれています。

それは、、、「市場平均と他の投資家を上回るパフォーマンスを示すこと。」です。

これを「成功する投資」と呼んでいます。実に明確な目標ですね。

では実際に、成功する投資を実現するためには??

他者とは異なる思考が必要になります。ここでは、一次的思考二次的思考と呼んで分けています。

市場平均を上回るパフォーマンスを求めるのであれば、過去実績上、インデックス投資で積み立てていけば、達成できます。しかし、人は他者より多く儲けたいなどと考える生き物です。

そうなると、他者より一歩先んじた思考を用いて、投資をしていく必要があります。

成功する投資をするためには?

では、成功する投資をするためにはどのような思考をすべきなのでしょうか?

まず、先に述べた一次的思考を見ていきましょう。

「これはいい企業だから、買おう」

「経済成長は低下し、インフレ率は上昇する見通しだから、持ち株を売ろう」

「この企業は減益になると思うから、売りだ」

なるほど、、、よく考えそうなことですね。

では、二次的思考を見てみましょう。

「これはいい企業だ。ただ、周りは偉大な企業と見ているが、実際にはそうではない。この株は過大評価されていて、割高だから売ろう」

「景気見通しは悪いが、他の投資家はみなパニック売りしている。今が買いだ」

「この企業の減損幅は周りが予想しているよりも小さいと思う。予想より良い業績が発表されて株価は上昇するだろうから、買いだ」

わかりましたでしょうか。誰にもすぐ考えられることが、一次的思考になります。これでは、下手したら市場平均すら上回ることができないと感じます。

結局、将来に関する考えがあるか否かが重要なことであると言えます。

二次的思考の考え方とは?

では、二次的思考をするためのキーが説明されていますので、見ていきましょう。

・今後どのような範囲の出来事が起こりうるか?

・その中で、実際に起きると思うのはどれか?

・その予想が当たる確率はどれくらいか?

・コンセンサス (市場平均)の予想はどうか?

・自分の予想とコンセンサス ではどう違うか?

というように将来の起こりうることや自分が立てた予想との差異を確認するような思考になります。

当たり前のことではあります。頭が痛い話ではありますが。。。

投資の世界でなくても1ヶ月の家計の予算を立てて、その予算に対してどうだったか?など、予め立てたことに対しての振り返りは行います。同じようなことを投資の世界でも実施していくということになります。

実際には脳にかかる負荷は大きくなると思いますが、これを常に続けていくことができれば、「成功する投資家」に近づくのではないでしょうか。

短いですが、こんなテーマでも記事を書いてみました。

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