前節のダービーで勝利したベガルタ。今節は連戦の2試合目で熊本と対戦しました。
第16節の結果
第16節はアウェーで熊本戦でした。結果は、1-0で勝利しました。
大分戦以来のクリーンシートでの勝利。今季初の連勝でした。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/051711/live/#formation
前半
前節からスタメンは同じでスタートします。
試合の入りは前節より受け手にまわっていた印象でした。流れはよくはない状況でしたが、15分までにCKを2本得ます。
攻守の切り替えが早く、相手はベガルタのGKからのビルドアップを潰してロングボールを蹴らせるような作戦でした。
ボールは相手が握りますが、ベガルタの帰陣も早いので決定的な攻撃はさせていませんでした。
ベガルタは高い位置でボールを奪うというスタイルは前節から変わらず、2列目の選手も積極的にボールを奪いにきていました。
15分以降はお互いが探りながら試合を進めている印象で、少し停滞気味な場面もありました。
ベガルタの攻撃はペナの中までは左右のサイドを駆使して進められていましたが、最後のフィニッシュの部分までいけてない状況でした。
その中で、24分にはペナの前でかまてぃーがダーヤマにスルーパスを出し、少し窮屈な体勢からシュートを放ちますが、相手のセーブに合います。
また28分には右サイドの真瀬選手からのグランダーのクロスに対して、ダーヤマが合わせますが、枠外になります。
前半の終盤はパスがつながらないような場面があり、相手の攻撃を受けていましたが、相手のシュート精度に救われ、前半を0-0で終えます。
後半
後半は選手を入れ替えずにスタートします。
前半とは変わり、ベガルタが一歩早く相手にプレスに行くようになり、ボールを高い位置で奪えるようになっていました。
まだ相手が慣れていない中で、47分に中盤でボールを奪い、相良選手が一人をかわして、空いたスペースにドリブルで切り込むと、少し遠い位置からですが、足を振り抜き、ゴール左隅へ吸い込まれます。
早い時間帯で先制することができました。
その後もベガルタがボールを握り、52分には相良選手の持ち上がりに、フリーの真瀬選手がクロスを入れますが、中の郷家選手には合いませんでした。
60分にはナカジとフォギが入ります。
62分には、2トップの良い連携部分が出て、ナカジのワンタッチパスにペナの中に抜け出したダーヤマへパスを出しますが、体勢がキツく、枠外になります。
さらに、68分にはFKのこぼれ球からのパスを受けたナカジが直接足を振り抜きシュートを放ちますが、バーの上に逸れてしまいます。
しっかりと攻撃ができていたベガルタですが、この試合の相手への決定機を右からのクロスで与えてしまいます。ほぼフリーで打たれて、ゴール前の良い位置までボールが飛び、あと合わせられたら失点という場面でした。
それ以外は相手のCKに対してしっかり守備ができていました。
終盤の86分にはゴール前のシュートブロックされたルーズボールにエヴェがフリーでシュートを放ちますが、左にそれるシーンやCKでヨンジュンが合わせますが、相手のセーブに合い追加点を奪えません。
相手の最後のCKは大幅にファーへ飛び、そこで試合が終了となります。
1-0とクリーンシートで連勝となりました。失点ゼロは気持ちがいいですね。
これで、6勝5分5負の勝ち点23で11位となります。順位の上がりが小さいですが、連勝していけば望まれる位置にいるはずです。
感想
まずは、平日に熊本まで行かれた方、お疲れ様でした。勝ち点3という最高のお土産GETですね。
仕事の後にディレイで観戦しました。試合の入りはお世辞にもいいとは言えないものの、しっかり守備ができており、危ないシーンは少しありましたが、前半を無失点で折り返せたところはよかったと思いました。
そして、後半は一段とギアを上げて、相手へのプレスが早く・ボール奪取ができて、良い攻撃につなげていけていました。
相良選手はいい形でボールを持って、スペースに持って行ってからのシュートは良い流れだと思いましたし、最近得点をとっている選手ということで調子がいいと思いました。
気温も高く難しい試合になると思っていましたが、守備も集中しており、無失点というのが良いポイント感じています。
大分戦以降は失点が続いているということもあったので、可能な限り失点をしないでほしいという思いがあります。
さて、次は連戦最後の大宮戦です。下位に沈んでいますが、弱肉強食の世界ですので、そこは関係なく全力で臨んで、3連勝しましょう。
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