熊本戦の感想 ベガルタ仙台#210

勝てばPO進出が確定する熊本戦。結果は敗戦でした。

感想

結果は敗戦。ただ、POの道が完全に閉ざされたわけではないです。これは、まだベガルタ仙台にチャンスがあるということ。そしてヒリヒリする体験がまだできます(あまりしたくないけど)。

試合は、前半の入りからプレスを仕掛けていくベガルタが良い形で相手からボールを奪い取り、クロスから先制しました。この先制点は気持ちよかったですね。狙いがしっかり見えていただけに、チームとして準備したことが出せた証拠とだったと思います。

ナカジもキャリアハイの得点を伸ばしていき、鎌田選手も良いアシストでしたね。得点のあとは、想定通り熊本にボールを持たれるシーンが続き、もやもやしますが、そこは織り込み済みと言いたかったのですが、見ていて、もう少し取りどころと言いますか、自分たちの保持時間も作れそうな感じはしました。ただ、相手の距離感が良いというのは変わらず、そして相手の方が上手だったように思いますし、先制点以外では相手の方がやりたいことをやっていたように見えました。特に相手が攻めてきて、自陣のペナ付近でのパスワークに少し翻弄もされていましたし。

失点は相手のロングボールに対して、一発でゴラッソを決められた形でした。CBが2枚ついていたにもかかわらず、相手の方が上手でしたね。時間はたっぷりある状態だったので、焦らず攻められればという感じで観戦していました。

前半はフィニッシュまでいくシーンがラストの方になり1本出たくらいで、それまでは相手のDFの枚数が多く、難しい展開になっていたように思いました。特に左に位置していた相良選手は窮屈そうというか、うまくプレーさせてもらえないような状況だったと感じました。本人もうまくいっていないように思っていたのかもしれませんが。

前半で勝ち越したかったですが、お預けで後半に入り、途中に選手を変えた後にクロスから失点します。なんか、交代後にふわっとしていたような気もしていて、そこを突かれたんでしょうか。どフリーでクロスを入れられたのに加えて、相手FWの入りも良かったですな。。CB1枚ついていたけど、それをかわすようにヘッドなんて。

1点差になったあと、より焦りが見えていたように感じました。攻撃陣も少し焦りが出て、相手にボールを渡してしまう機会が増えていたように思います。攻撃の起点は右サイドのジョージ選手のみに限定されてしまうのが見ていてしんどかったです。真瀬選手がいた時は中にも入り込んでいただけにそれぞれの良さ的な意味でも一緒にいた方がよかったようにも思いました。ただ、これはベンチが決めたことですので、相手もあっての事、何らかの意図があってだと思います。

さらに交代選手を入れてというところで、失点。この失点もポジショニングの話になるのかもしれませんが、マークのずれと言いますか、相手を自由にさせていたのが失点につながってしまいましたね。

試合は1-3で終了。ここで勝ってPO進出を決めたかったですが、無念。ただ、これで後がないと言いますか、シンプルと言いますか、次節に勝てば良いだけ。それのみです。勝っても6位という順位になりますが、J2に落ちてから、これまでPO進出がない中でのチャンス。2年前の最終戦の秋田戦で起きたことを繰り返さないためにもホームで絶対勝ってPO行きたいですね。引き続き応援します。

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