3戦負けなしのベガルタは、J2昇格組の藤枝と戦いました。
第11節の結果
第11節は藤枝との試合でした。結果は、、2-3で負けました。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/042311/preview/#formation
前半
今節はこいちゃんが累積で出られない代わりに若狭選手が入りました。
フォーメーションは予想通りでスタートします。
試合開始から前評判通りに寄せが早い相手を少しかわしつつ、中央のポケットに顔を出したかまてぃーが持ち上がり、ファーストシュートを放ちます。惜しくもポストに嫌われてしまいました。
その後は相手のペースで試合が進みます。セカンドボールをしっかり奪われ相手がボールを握る時間が多くなります。
ベガルタは選手の距離感としてはまずまずといった感じでしたが、やはり相手のプレスが強いのと、奪われてからの戻りも早く、ボールをなかなか前線へ運べません。
ボールをつないで運ぼうとして相手の守備の網に引っ掛かると、そこからカウンターを受けるシーンもありました。
しっかりブロックを組んで守っていたベガルタは相手に得点の機会を与えませんでした。
ただ、相手の左サイドに対して、今節は右に若狭リーダーが入っており、スピードの面で負けていたので、狙われていました。途中からエヴェもカバーに入ることで突破の機会を少なくしていた印象でした。
しかし、前半の終了間際にGKとDFの声がけがうまくいかなったのか、重なってしまい、GKが前に出ていたところにこぼれ球を反応されてシュートを打たれ、失点します。
ミスが絡み安い失点で0-1となり、前半を終えます。
後半
後半は選手を入れ替えずにスタートします。
立ち上がりも相手ペースで入り、何回かゴールに迫られるシーンを作られます。
前半同様にブロックを敷き守りますが、攻撃の起点の部分では前線で収められず、相手に奪われるという状況が続きます。
ベガルタは60分に選手を3人入れ替えます。ケガ明けの武将が復帰しました。久しぶりに相良選手も入ります。
そして、変わった選手がベガルタに光をもたらしてくれました。
60分過ぎに左で相良選手が切り込んでドリブルします。ゴール脇からニアに入ってきた武将にパスを出して、ワンタッチでゴールを決めます。
これで同点。そして武将としては喉から手が出るほどのゴールだったと思います。
さらにその数分後には、右で加藤選手が粘り、近くにいたエヴェへボールが渡ります。その後、スルーでペナの中にボールを供給し、抜け出した郷家選手がゴールを決めて逆転します。
その後は相手のペースで試合が進み、間延びした感じで80分まで進みます。
3点目も取れる形でカウンター攻撃を仕掛けますが、相手の力は衰えず、パスミスから失点してしまいます。
2-2となり、ベガルタも攻めに出なければなりませんが、この試合はセカンドボールを奪えず苦労している状態で、うまくボールを奪い攻められません。
その中で、相手の最終ラインからの一本のパスからゴール脇の窮屈な場所よりゴールを決められて万事休す。
2-3で試合終了となり、今シーズン初の逆転勝利はお預けとなりました。
ベガルタは、3勝4分4敗の勝ち点13で14位です。正直、順位表を見たいとは思いませんがこれが今の結果です。
感想
今節は初物の藤枝相手に負けてしまいました。試合の後は、虚無感と言いますが、少し何も考えられない時間がありました。
逆転できたところまでは監督の采配が当たり、また成長した部分が出てきたのではないでしょうか。
あとは、ベガルタの歴史かもしれませんが、勝っているとき、逆転した時の試合の進め方でしょうかね。
個人的には残り30分くらいあったので、間延びせずに自分達の時間をしっかり作れらばよかったのかなと思いました。攻め急ぐのではなく、ボランチ経由でボールをキープして回すなど。
まだまだしっかり勝ちを手繰り寄せられるだけのパワーといいますか試合巧者になれてないといいますか、そういう部分は今後の課題になると思います。
勝ちきれない試合が続いている中でもやもやしますが、ベガルタは構築中。伸び代しかないと思っていますので、今後に期待です。
順位的には二桁順位になりますが、首位との勝ち点差は10ということで、まだ問題ない範囲です。
次はGWの連戦が始まります。初戦はホームで大分。昨シーズンはダブルを食らったのでしっかり叩きたいですね。
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