長崎戦の感想 ベガルタ仙台#193

天皇杯が終わり、いよいよリーグ戦のみとなったベガルタ。後半戦最初は上位の長崎が相手でした。

第20節の結果

第20節はホームで長崎戦でした。シーズンダブルができるチャンスはベガルタだけでしたが、2-2で引き分けでした。

感想

ここまで悔しいのは久しぶりでした。本当に悔しい。ただ、引きずってはいけないと思います。なぜならば、次はダービーだからです。

前半の途中までは相手の組み立て、個の力で打開される感じで強さが際立って見えました。ベガルタがやりたい内容をしっかりやられていたように思います。ボールをつないで速攻を仕掛けていく、守備はハードワークという感じで自動昇格圏のチームであることが伝わるような内容でした。

PKでの失点はありましたが、それ以外は相手の個の能力を頑張って体を張って抑えていたベガルタでした。PKのシーンは相手が上手で、サイドへの抜け出しに対してDFがいくものの、クロスを上げられたところで勝負あったかなと思いました。個人的には事故だと思うようにして見ていました。それよりも、ずるずる失点しないこと。これが重要だと思っています。

30分以降は相手のスピードや立ち位置に慣れてきた感じでベガルタもボールを握れるようになってきて、サイドチェンジを有効に利用して決定機を作り出せていました。

相手が攻めている時にボールを奪えると、サイドの裏にボールが出せるポジショニングだったのでジョージ選手が何度も抜け出してクロスまで行けていたのはよかったと思います。最近クロスの精度も上がってきているように見えますし。

この試合では、相良選手が詰まっているように感じました。相手からのマークもキツくなる中で、ドリブルで運んでも取られてしまうシーンが目立ちました。その中でもフィニッシュで終われるようなシュートを放っていたので、役割としては十分かと感じています。本人は消化不良でしょうけど。。

後半はベガルタがこれまでやってきたハイプレス、前線からの守備のギアが一段上がり、自分たちの時間が増えていました。前半のリスペクトしすぎたような、清水戦に少し近いような戦い方ではなく、より気持ちが入っていたように感じました。

その中で、前半からクロスを上げていたジョージ選手のクロスから中で良い位置にスルッと入っていた郷家選手が頭で決めてくれました。息を吹き返したように感じたシーンでした。個人的にも相手にボールを握らせていない時間で十分やれると思いました。

と言いつつも、相手は外国籍選手を3人スタメンで入れてきて、交代選手も外国籍選手と豊富なタレントがいる中でシュートまで持っていかれるシーンは何度かありましたが、GKの林選手含めて全員守備で守れていました。

終盤まで一進一退の攻防が続く中で、ロングボールから抜け出した有田選手と武将のパスワークから松下先生がゴールを決めてくれました。DAZNで観戦していましたが、大きな声を上げてしまいました(笑。J1にいた時の広島戦を思い出すゴールで、このまま勝てるという思いがありました。。これがいけなかったのかな〜。

残り3分くらいある状態で試合をシャットしに行っていましたが、相手からボールを奪えずに、そして謎のファールでFKが相手に与えられ、そこのプレーから失点。最後の最後で決められて試合終了。ここまで悔しいのは久しぶりです。色々言いたいことはあるけれど、選手はよくやっていると思います。昨シーズンのことを考えると逆転できるチームになっている。これは素晴らしいと思います。ただ、あと一歩というところで勝ち点3を取りこぼす。これは、まだ詰めていかなければならない事なんでしょう。

監督、選手が一番わかっていると思います。この悔しさは忘れずに顔を上げて次のダービーに向かっていかないといけないのです。引き続き応援していきます。

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