株価チャートについて3

投資

前回の続きで、移動平均線についてもう少しお話ししましょう。時間に余裕がある人は読んでみてください。

移動平均線のクロス?

移動平均線の活用になりますが、2本の線を見たときにクロスするポイントがあります。

それは、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」です。

ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上に抜けることを言います。下落トレンドが上昇トレンドに転換することを示し、「買いのサイン」として用いられています。

デットクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下に抜けていくことを言います。上昇トレンドが下落トレンドに転換する子を示し、「売りのサイン」として用いられています。

これまで説明したように、常に短期線が…ということで、短期線が主語になります。覚えておいて損はないと思います。

移動平均線の弱点はあるのか?

買いや売りのサインがわかりやすいと思いますが、弱点もあります。

① 買い、売りのサインが遅れて出てくる。

移動平均線の最短でも5日の平均になります。よって、株価が反映されるまでタイムラグがあります。

よって、株価が上昇(下降)を開始して、少ししてからクロスを形成します。

② 騙しに遭いやすい

では、短期の移動平均線で確認していけばいいのでは?思いますが、算出日数が少なくなれば、騙しに遭いやすくなります。短い期間でゴールデンクロスとデッドクロスが繰り返すため、損をしてしまう可能性が高くなります。

このようなことから、弱点を知った上で付き合うことが大切です。

大まかなトレンドを把握するのに適した指標であることは変わらないので、銘柄に合わせて日数を調整する、株の出来高の考えも取り入れてチェックしてみるという+αのテクニカルも合わせて工夫しながら使用するといいですね。

私自身、経験は浅いですが、できるだけこの移動平均線を気にしてみるようにしてます。

今回は短いですが、ここまでとします。

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