前節、ホームで勝利したベガルタ。今節は昨シーズン2試合とも引き分けた徳島戦です。
第3節の結果
第3節はアウェーでの徳島戦で、結果は1-1で引き分けでした。
昨シーズンに続き、今シーズンも引き分け。なかなか勝てない相手ですね。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/030409/preview/#formation
前半
メンバーは前節から1人入れ替えてスタートします。
キックオフから相手のプレス強度が高く、ボールを握るとすぐ寄せにくるため、ボールを保持していると取られてしまう状況でした。
試合は相手のペースで進みますが、ベガルタがボールを握ったときはサイドでの攻撃を中心に組み立てます。
また、中央ではFWのヨンジュンは裏抜けを繰り返しますが、残念ながら何回かオフサイドになります。
相手の時間が続く中で、数回決定機があったものの、GKの木木選手がしっかりセーブし、最終ラインまででしっかり守れていました。
ボールを相手に握られながらも、ベガルタはサイドからFW、IHなどの選手が顔お出してパス交換で相手のペナの周りでボールを回し、攻撃の糸口を掴もうとするシーンが数回見られました。
パスで相手をずらすことに成功した時は中までしっかり入れていましたが、相手がついてくるようなシーンでは、下げざるを得ない状況もあり、攻撃の形は構築中良いう印象を受けました。
前半は0-0で終えます。
後半
後半は選手の入れ替えなしでスタートします。
前半と同様にやや相手ペースで進みますが、開始からベガルタの方も圧をかけてしっかりボールを奪い、前線につなげられていました。
早々にエヴェのシュートといった形が見られました。
しかし、相手の牙城を崩すような形でボールを回していきたいところでしたが、うまく進まない中で、後半7分にCKを得ます。
そのCKで1本目はニアで弾かれますが、2本目のファーに蹴ったボールに菅田選手が頭で合わせてゴール右に吸い込まれます。
菅田選手の移籍初ゴールで先制します。
これで優位に試合を運んでいきたいベガルタは徐々にペースを握り、氣田選手のミドルからエヴェが詰めてシュートを打つなど、決定機を作り出せていました。
しかし、、、後半25分にテヒョン選手が裏に抜けた相手FWを倒してしまい、ゴールの決定機機会阻止ということで、レッドカードをもらい退場になります。
決定機会阻止の要件がそろっていたかという点は難しいですが、状況を見ると、レッドでも致し方ないように思いました。
ただ、テヒョン選手が全て悪いわけではなく、その前のボールの失い方がよくなく、これはミスであったと考えます。
これで10人になったベガルタ。20分の時間を守方向で選手交代も行います。
なんとか自陣で守っていたベガルタですが、相手の右クロスに対して、フリーになった選手にシュートを打たれてゴールを決められてしまいます。
真瀬選手とやっさんがボール保持者へ向かったことで、一人がフリーになってしまったのが痛かったです。
試合は、1-1で終えます。
無失点が続いていましたが、ここで途切れます。しかし、負けていません。10人になった相手に対して引き分けに終わった相手の方がダメージは大きかったと思います。ホームなので。
感想
徳島に多くのベガサポが来ており、DAZN越しからでも声が聞こえてきていました。
そのため、先制点をとったこともあり、なんとか勝ち点3を得たかったです。
徳島戦は、2,3月の試合の中で一番乗り越えなければならない壁と思っていました。次はいわきでしょうか。
シーズン中は数的不利の場面など起こるので、アウェーで勝ち点1を持ち帰ってきただけでも良しとして、ホームでは勝ち点3を得なければなりません。
個人的には、攻撃の部分はまだ構築中であり、理想は前半で後半のような戦いができれば先制点を取れて、優位に進められたのかと思います。これはあくまで理想なので、アキラさんのハーフタイムでの修正力はすごいと思いました。
攻撃面では氣田選手がキレきれの動きを見せており、決定的なシュートも2本放ち、状態の良さを見せていました。
一方、ナカジや郷家選手は少し物足りなさを感じました。まだ3試合を終えたばかりなので、これからに期待しています。
さて、次節はホームでいわき戦です。リーグ戦は初対戦。ベガルタはお初に弱い印象があるので、ここはしっかりたたいて勢いに乗りたいですね。
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