みちのくダービー ベガルタ仙台#146

前節の悔しい敗戦から1週間。今節はみちのくダービーです。

第15節の結果

第15節はみちのくダービー。山形との戦いでした。結果は、、2-1で勝利しました。

2024明治安田J2 第15節 ザスパ群馬

試合開始前予想フォーメーション

https://www.jleague.jp/match/j2/2023/051312/live/#live/

前半

今節は戦列を離れていた真瀬選手がSBでスタメン出場となります。

試合開始から、相手の後ろから繋いでくるビルドアップに対してプレッシャーをかけられており、中央付近で相手のボールを奪えていました。

サイドで見ると、うっちーと相良選手の二人が右サイドでしっかり攻撃に絡めており、お互い、自分からドリブルを仕掛けてるシーンがありました。

そして、前説と異なり、選手の距離感は良く、皆前を意識してプレーしていました。

最初の歓声は10分に起きました。CKでゴール前にいた氣田選手が決めますが、オフサイドになります。先制点かと思われましたが、幻に終わりました。相手選手に当たっていたようにも見えましたが、オフでした。

相手の攻撃に対してベガルタの守備は相手にしっかりプレスできており、また相手のズレに対して対応できていました。

ただ、相手の決定機という部分で言うと、ベガルタのサイドの裏を抜かれてからのものでした。ケアはしていましたが、マークがずれるとチャンスになるような形でした。

しっかり相手の攻撃を受け、また相手のボールを奪いきると、ワンタッチ・ツータッチでのパスが繋がる場面が多く見られました。特に、27分には奪ってからワンタッチでのパスで開いたサイドにボールがつながり、真瀬選手がクロスを入れられていました。流れの良い攻撃ができていました。

そして、今節は、ボランチ2人の距離感が良いので奪ってからやビルドアップからいい攻撃ができていましたし、全体としてパスミスが少なかったです。

試合は、31分に動きます。相手陣でボールを奪い、かまてぃーがサイドの深いところまで運びます。中で構えていた氣田選手へマイナスのパスを出してそのままシュートを放ちゴールになります。

またてぃーは確実な方を選択した故のパスでした。ベガルタが先制します。

その後、ベガルタが押し込む時間が続きますが、得点にはなりませんでした。

前半は1-0で終えます。

後半

後半はベガルタ側の選手変更はありませんが、相手が選手を入れ替えて立ち位置が変わります。

自分達の時間を作るものの立ち位置変更もあり相手の時間が続きました。ただ、今節のベガルタは相手に強くいき、継続してボールをしっかり奪えて前へ繋げていました。

特にうっちー効いている印象で、中へ向けて自分で運んでパスを出したり、サイドで上がっての攻撃参加で存在感を出します。

66分にはルーズボールを拾い、かまてぃーがサイドに抜けて、フリーでクロスを入れます。郷家選手がファーでほぼフリーで頭で合わせますが、枠には飛びませんでした。

今節はセカンドボールが回収できており、拾ってからの波状攻撃ができていました。また、右の裏抜けが効いており、真瀬選手のクロスが多く入れられていました。

しかし、追加点が入らない中で終盤に失点します。84分に相手のふわりとしたボールに対してオーバーヘッドを決められてしまいます。守備のベガルタは完全にボールウォッチャーになっていました。

失点の後、守備で一瞬バタつきがあった印象でしたが、落ち着いて自分達の時間を作るようにできていました。

そして、終盤に向けてお互いノーガードで撃ち合うようなオープンな展開になります。その中でもしっかり集中して守備ができてました。

攻撃面では、90分に裏に抜けた途中出場のフォギが切り込んで、マイナスのパスを出して、ナカジが合わせますがバーに弾かれます。その直後にもワンタッチのパスからミドルを打ちますが、枠の上に外れます。

92分には真瀬選手のクロスのクリアボールを自分から二次攻撃でシュートを放ちますが、枠外になります。

さらに93分には、かまてぃーのワンタッチクロスに対して中で菅田選手が受けます。右にいたフォギにパスを出して、フリーでシュートを放ちますが、枠外となります。最大の決定機でした。

後半の換気は96分に訪れました。相手にクリアされたルーズボールを拾い、エヴェがキープして、右の真瀬選手にパスを出します。すぐにクロスを入れずに、自分で中に運び、相手を3人引きつけます。中央で待ってたナカジにパスがつながり、ワンタッチで左足を振り抜いて、ゴール左上に吸い込まれました。これで勝ち越します。

最後相手のチャンスをしっかり潰して、2-1で試合終了となります。

2023年シーズンのみちのくダービーはベガルタが先勝します。

感想

やはり、盛り上がったみちのくダービーでしたね。シビレました。

決めるべき男が決める試合は盛り上がりますね。そして、幼い頃からダービーが身近な存在だからこそ、あのインタビューになったんでしょうね。頼もしいです。

前節の試合から選手の距離感がかなり改善され、ボランチの2人が特に距離感がよかったと思いました。

また、氣田選手も降りてきて、ボールを繋ぐ役割を果たしており、バックパスをするような前節と比較するとボールのつながり、前への意識が強くなっている印象を受けました。

そして、真瀬選手ですかね。戦列を離れていましたが、この試合で戻ってきて躍動していましたね。クロスも何本も入れてましたし、守備ても貢献していました。

2点目のゴールになる前の相手をかわしてのパスはクロスではなく、自分から切り込んでいくということで、良いプレーだったのではないでしょうか。

さて、ダービーが終わり、5勝5分5敗のイーブンになりました。勝ち点は20で12位です。

次は順位がひとつ上の熊本。絶対勝って順位を上げたいですね。引き続き応援します。

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