前節5試合ぶりに勝利したベガルタ。今節の相手であるいわきとは春先に対戦し、負けています。
第38節の結果
第38節はアウェーでいわき戦でした。結果は、2−2で引き分け。連勝とはなりませんでした。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/100802/live/#formation
感想
前半の入りは、いわきの方が勢いを持って入ってきました。これは想定通りと思い見ていましたが、ベガルタ側はやや苦労しているようにも見えました。
前節でできていた球際の攻防は相手が上回り、攻撃はロングボールとショートパスでの繋ぎを多用してきました。その中でもなんとか最後はやらせない守備をしていました。
攻撃面ではこの試合から復帰した真瀬選手の右サイドでの展開と氣田選手のいる左での組み立てで突破口を見出そうとしていました。ボックスの前までは行けるものの、パスをカットされるなどして奪われ方が悪くなるとショートカウンターを受けるシーンが複数回あり、連携の精度を上げたいと感じました。
その中で、相手に先制点を奪われます。ボールを繋がれ、右に展開された後にクロスを入れられて失点となりました。正直、何度も見た光景で、嫌な予感はしました。相手も3枚以上中に入ってきていたので、得点のチャンスも増えると感じました。
失点後も受ける時間がありましたが、徐々にベガルタもペースを握り、諦めずにボールを追いかけたことでPKをもらい、もらった氣田選手が決めてくれました。PK職人では?と思うほど。PKを失敗する未未来が見えないです。
その後は息を吹き返したように球際に強くいき、相手についていくといった形で闘っているように見えました。危なっかしい序盤とは違うように感じました。
前半はこのまま終わりますが、終盤にかけて見応えがあるような試合になっていたように思います。
後半は立ち上がりに攻撃を受けますが、全員守備で対応し、失点を防ぎます。真瀬選手のキレキレの動き守備でも目立ちました。
50分すぎからでしょうか、セカンドボールも拾えるようになり、攻撃にリズムが出るようになってきたと思います。
ボールを繋ぎつつ、中やサイドにボールを入れるタイミングを探り、2点目はナカジーダーヤマさんのホットラインから、中でボールを繋ぎ、ゴール前に入れたクロスに対して鎌田選手がダイビングヘッドを決めてくれました。
現地で観戦しており、ダイビングヘッドはスローで見えました。。。スタジアム全体のベガルタサポーターのボルテージが一気に上がったのはとても感動しました。
2018年、ホーム清水戦の石原先生のダイビングヘッドを思い出しました。
ただ、60分台にこの試合で何回も入れられていたサイドの裏にボールが入り、そこから中に切れ込まれて、失点します。ペナの中で人数はいたものの、対応が後手になったと思いました。わかっていただけに悔しい失点ですね。
終盤にかけてお互いより球際に厳しくいき、勝つ気持ちを見せてくれましたが、引き分けで終わりました。
前半途中から試合終了まで見せてくれた球際の部分や戦う姿勢があったからこそ逆転できたと思います。前半の30分くらいまでは大丈夫か?という心配があったのですが、盛り返してくれました。
夏場には見られなかった見応えのある試合ができているのではないでしょうか。先述した前半の一部は課題と思いますが、素直に楽しめました。もちろん勝って残留を手繰り寄せる必要はありましたが、この勝ち点1は無駄にせず、次に繋げてほしいと思いました。
10月は秋田と山口の2試合になりました。ここで残留を決めて、あとは一つでも順位を上げてシーズンを終えられるように応援していきます。
今節は現地に行きました。とある方からチケットを譲っていただきました。9月は現場で観戦できなかったので、とても楽しかったです。
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