市原戦の感想 ベガルタ仙台#201

長澤先生が海外移籍のため離脱前のラストマッチ。これまで勝利したことのないアウェー市原ですが、結果は2-4で敗戦となりました。4連勝とはならず。

28節の感想

アウェー市原戦では日曜日のないとゲームにも関わらず、ゴール裏が完売するほどのベガルタ仙台サポーターが駆けつけました。

出場明け選手や新加入選手が入り、スタメンは少しだけ変化がありました。前半からプレスに行くものの相手に剥がされて、なかなか自分たちのボールで進められない時間帯が続きました。

徐々にボランチを中心にボールが握れるようになってくると、サイドから崩す攻撃でクロスを上げるなどゴールへ向かう形が見えてきました。相手の方がチャンスを作っていましたが、ベガルタ側へも得点の香りがしてきたように感じました。

そして、それが実ったのは、離脱する長澤先生からのフィードからでした。エロン選手の初得点までの流れる攻撃は見応えがありました。奥山選手の間を通すパス。これは上がってきたナカジを待っていたよう思いましたね。さらに中に入ってきた郷家選手へのパスからのクロス。

久しぶりに綺麗な流れでの得点を見ましたね。そして、エロン選手は報われて良かったなと。ブラジル人らしからぬ献身性と言いますか、前線からのプレスや守備で貢献していましたからね。

ただ、前半の序盤で髙田選手が交代。終盤に同点に追いつかれたのは痛かったですね。ラストプレーに近いところでしっかりマイボールで切っていればというたらればが出てしまいます。

同点で後半がスタートしましたが、早々にCKからナカジが決めてくれました。溢れてきたボールで、難しい体勢だったと思いますが、決め切ってくれました。ビジター側でのゴールということでサポーターは大盛り上がりでしたね〜。

と、勝ち越しましたが、またトラブル。奥山選手が相手との接触で交代。SBはリザーブに不在なので、工藤選手が入ることに。

相手の両SBは強力でクロスでの得点が多い市原としては攻め所として、クロスの入る頻度が多くなっていました。3失点のうち、全てがサイドからのクロス、ドリブル突破になります。中の枚数は揃っていましたが、マークがずれている事もありましたが、まずは上げさせない。上げたとしても精度を落とすくらいプレスに行くということができていればな〜なんて思ったり。

取られたら取り返すという事で、久しぶりにすがりゅーも入り、また3バックとして攻勢を強めていきますが、相手の強度は落ちず、ボールをつないでくるのでなかなかマイボールにできずにもどかしい時間が続きました。すがりゅーのエロンとのパスワークでシュートを放ちますが、惜しくもポスト。。

彼もアピールしていたであろう中で掴んだチャンスだったので、決めたかったと思いますが、惜しかった。

時間は無常にも過ぎていき、2-4で敗戦。水曜日に天皇杯を戦った相手とは思えない強度とスピードでした。リーグ戦はここ最近勝ちがない状況だったので、ここで勝負をかけてきたというのが分かりましたが、ベガルタとしてもそれを上回ってほしかったですね。

不運なことであれば、両SBが途中交代というのが痛かったですね。最低1人交代であれば良かったものの。終わったことはしょうがないですが、悔やみきれないかなと。

さて、これで今節負けた長崎に勝ち点2差まで迫れるところでしたが足踏み。山口とは勝ち点が並んでいますが、得失点差で5位です。あと10試合です。算数の時間が始まりますね。

今節は現地で観戦しました。チケット完売で多くのサポーターと一緒に応援できて幸せでした。エロン、ナカジのゴールで試合が終わればと何度思ったことか。。

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