鳥栖戦の感想 ベガルタ仙台#214

2025年シーズンが開幕しましたね。昨年の悔しさを忘れずに、忘れ物を取りに行く旅が始まりました。

感想

ゴリさんが言っていたように開幕戦ということで堅くなるゲームでしたね。私も1点差勝負になると思っていたら、その通りになりました。

スタメンは、新加入選手が3人と、昨シーズンの多さとは異なり積み上げが見える形になっていると感じました。FWの2人は新加入で、特に宮崎選手はポストプレーや落としてから中に入るようなプレーで、ゴールキックはロングフィードは基本的に宮崎選手に入っていました。

これまでベガルタにいない選手で、ある程度収めてくれるという点とさらに前進しての攻撃は期待が持てました。前半、シュートを2本放ち、33分のシーンはタッチ数が増えたので苦しい角度でした。また味方とのパスが合えば感触は悪くなさそうでした。

また、もう一人のFWである荒木選手も38分にクロスバーを叩くシュートがあり、決めてほしかったですが、ゴール前への侵入といったFWの嗅覚的なところは流石だなと思いましたね。あとは決めてくれれば試合はより楽に進められたかな〜と思いました。そこに至るシーンも奥山選手の逆サイドへのクロスからダイレクトで真瀬選手の侵入からヘッドという形でしっかり連動していたように思います。そのサイドでの攻撃が後半で活きてくるんですよね。

前半は相手にも決定機を作られ、1対1の場面でGKの林選手のビックセーブもあり、0-0で終えました。ベガルタの方がシンプルにボールを蹴っていく中で、鳥栖の方は相手のプレス待ちで剥がしてゴール前まで攻めてくるスタイルでした。ベガルタは、ショートカウンターも発動させていましたが、シュートまで行って欲しいと思って見ていました。中途半端に取られるシーンもありましたので。

後半は、スタートから鳥栖の攻撃が続き、結構苦しく我慢の展開だったと思います。セカンドボールも奪われて、連続攻撃が続きましたが、昨シーズンの開幕から同様に集中して守れていました。相手に対して決定的な攻撃は後半の序盤ではなかったと思います。

途中で荒木選手⇨エロン選手へ交代したあとは、よりボールが前線で収まるようになり、攻撃の形としては宮崎選手がフリーになるので、ロングフィードからの攻撃が強固なものになったように感じました。それが実を結んだのが、郷家選手のゴールですね。しっかりエロン選手が囲まれながらも収めてくれたおかげで、宮崎選手から右の真瀬選手に展開してからのクロス。そして、フリーでのヘッドでした。

右サイドにも相手選手はいましたが、数メートル後にいたことで詰められなかったという点でクロスの精度が上がったかな?と思いましたね。ゴリさんコメントでもあったように真瀬選手のクロスが精度良く上がれば、今後の試合でも十分得点が生まれてくるのではないでしょうか。

終盤は鳥栖の圧力が増して、前線に高い選手も入れてくる形でしたので、ベガルタも5バックにして守っていました。マテウス選手も入ったことで高さはOK。そして、石尾選手も入り、守備的か?と思いましたが、一回だけ持ち上がっての攻撃を見せてくれました。パスは味方に合わなかったのですが、もし合っていれば、決定機でしたね。その部分はこれから精度を上げてもらいたいですね。そして、素直に上手いと思いました。

正直、開幕戦からシーズン終盤戦のようなクライマックス感のある試合でヒリヒリしましたが、最終的には1-0で勝利して、7シーズンぶり?の開幕戦勝利となりました。これまで開幕戦は引き分けが続いていましたので、勝利してのスタートは良いものですね。

今シーズンからサブメンバーが増えたので、監督としては采配が増えて良いと思います。サブに武田選手というのは、ちと贅沢ですね(笑

さて、次は1節で勝利している徳島です。昨シーズンも勝てなかった相手なので今シーズンこそは勝ってもらいたいですね。

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