水戸戦の感想 ベガルタ仙台#242

首位との対戦は引き分けでした。

感想

勝てば勝ち点差を大きく縮められる“6ポイントマッチ”でしたが、今回は勝ち点1にとどまり、首位との距離を一気に詰めることはできませんでした。相手の決定力の高さ、そして世代別代表に選ばれている選手の個人技にやられた感は否めず、悔しさの残る試合でした。

前半はベガルタが主導権を握りたいところでしたが、ボールを失った後の切り替えやパスワークは相手の方が一枚上手で、やりたいサッカーを逆にやられてしまった印象です。ここ最近、前半20分までに先制点を奪われる試合が続いており、この日も同じように失点。その後はやや重たい展開になり、攻撃が噛み合い始めたのは失点した後からでした。もう少し序盤からボールを丁寧に繋いでいれば、違った展開になったかもしれません。

後半は選手交代で流れが変わりました。宮崎選手を起点にボールを繋ぎ、セカンドボールを回収しながら攻撃を仕掛ける場面が増え、決定機も次々と生まれます。しかし1対1のチャンスを決めきれず、スタジアム全体がもどかしい空気に包まれました。そんな中、菅田選手がニアで合わせて、渾身のヘディングで同点弾を叩き込みます。1-1となってからは勢いを増し、終盤にはFKから劇的ゴールが生まれたかに見えましたが、判定はオフサイド。幻のゴールとなり、試合はドローで終了しました。

これで失点してから追いつく試合が続いていますが、逆転までは至っていません。勝ち点3を取るためには、やはり先制点と決定力の向上がカギになります。9月はまだ試合が続きますし、この課題を乗り越えて上位との差を縮めていきたいところです。

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