ベガルタ通信55

代表ウィークということもあり、Jリーグは中断しています(カップ戦はありますが)。

そこで、4月からの長かった13連戦を振り返りましょう。

13連戦の成績

4月17日の横浜FC戦からカップ戦も含めて、5月30日まで13連戦でした。

成績はカップ戦を含めると5勝3分5敗でした。

リーグ戦だけで見ると、3勝3分3敗とイーブンな結果となりました。

連戦中は、17得点(内カップ戦は7)で、20失点(内カップ戦は9)と、やはり失点が多かったです。

特に、カップ戦で合計9失点というのは、いただけないかと思います。

レギュラーは2組?

連戦でしたので、リーグ戦とカップ戦ではスタメンが入れ替わっていました。

これは他のクラブでも同じように普段リーグ戦で出ていない選手を出すという形です。

ベガルタもカップ戦は普段リーグ戦で出場機会が少ないメンバー中心に戦っていました。

また、水曜日開催のリーグ戦もあり、一部選手はどちらも出場するというやりくりをしなければなりませんでした。

連戦の中でターニングポイントになったのは、5月12日(水)に行われたフロンターレ戦と思います。

ここでは、先に述べたようにカップ戦のメンバーが中心で戦いました。

ただ、王者フロンターレはレギュラーメンバーが全員出場ではないものの、ベンチにも入っており、強力なメンバーでした。

そんな中、引き分けに持ち込んだというのは、レギュラー組に引けを取らない非常にいい試合をした=選手のレベルが上がっていることの証拠だと考えます。

その後、5月15日(土)のアビスパ戦では惜しくも敗れますが、トリニータ戦、グランパス戦では勝利し、2連勝となりました。

グランパス戦は水曜日開催でしたので、ここでも一部メンバーを入れ替えましたが、勝利することができました。

13連戦で選手を入れ替えながら戦い、連戦の後半ではカップ戦メンバーもリーグ戦で十分戦えるようになり、レギュラーは実質2組揃えている状態になったのではないでしょうか。

中断以降も水曜日にリーグ戦が組まれている日もありますので、チームの総合力が今後も試されます。

若手の台頭

今シーズンは新入団選手として、大卒ルーキーが4人います。一人はGKの井岡選手ですが、その他3人はフォールドプレーヤーとして、リーグ戦・カップ戦に出場しています。

特に真瀬選手は今シーズン23試合出場ということで、チームでは唯一のフル稼働選手です。

まだ、アシスト1と寂しい感じはしますが、右サイドでの駆け上がり、デフェンスと試合を追うごとに良い方向になっていると思います。

そして、結果を残している選手としては、加藤選手が上げられます。

加藤選手は公式戦4ゴール(リーグ戦、カップ戦それぞれ2ゴール)上げています。

サイドハーフでの出場ですが、ゴール前にも顔を出し、得点に絡んでいます。

試合に入ると、ボールが収まるので、攻撃の起点にもなっています。

そして、アピ選手はCBとして特にカップ戦やウィークデーの試合での出場が多かったです。

序盤は軽いデフェンスが目立ち、またカードも多くもらっていましたが、連戦の後半ではCBスタメンで出場し相手FWの攻撃を防ぐなど、安定した守備を見せてくれています。

このように連戦中でルーキーが出場機会を得て、結果を出していることに対して、ポジティブに捉えていいのではないでしょうか。

怪我だけはしないように、中断明けも期待してきたいと思います。

最後に

連戦の前は連敗続きで、正直今シーズンどうなるんだとうと思っていました。試合を見て、負けて、、心が折れそうな日もありました。

ただ、諦めずに応援を続け、マリノス戦から守備が少しずつ良くなってきて、私が現地観戦した横浜FC戦では、負けを覚悟しましたが、最後まで粘り強く戦う姿勢が出てきたと感じました。

カップ戦でマリノスに大敗した流れのあと、リーグ戦で初勝利をあげられた時に、ようやく長いトンネルを抜け、チームとして上がっていけるのではと思いました。

実際に結果を見ると、中断前で勝利を積み上げ、降格圏を脱出できる位置に勝ち点を積み重ねました。

レギュラーが2組いる状況にもなったので、チームとして総合力は上がってきていると思います。

ただ、相手クラブも力をつけてきているので、安心はできません。

ベガルタの希望は、新加入外国人選手が合流を終えて、試合に出ていることと、怪我の選手が回復してきていることです。(フォギーニョ選手の怪我は軽いといいですが。。。)

次はオリンピックでの中断までにどれくらい勝ちを積み重ねられるかということになろうかと思います。

上がり調子になってきたので、兜の緒を締めていきましょう。

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