PO準決勝 長崎戦の感想 ベガルタ仙台#212

PO準決勝。ベガルタ仙台は負けら終わり、勝つしかないシンプルな状況で長崎と対戦しました

感想

やってくれましたね〜。まずは1つ取りました。あと1つ。4年ぶりのJ1へはあと1つ。

正直、僅差の戦いになると想像していました。ただ、それを覆すような点差での勝利に驚いています。今シーズンは1試合で3点以上の得点はなかったので、ここにきて爆発はすばらしいと思います。

相手の外国籍選手に手を焼くことを想像していましたが、その前の段階でしっかり門を閉じて守備をしていたことが良かったのかもしれません。相手の外国籍選手による攻撃は前半の終わりくらいにおしいシュートを打たれたくらいだったと思います。そもそも、シュート自体を打たせていないというのがありましたが。

攻撃面では仙台の時間も作れるようになってきたのがそこそこ早かったので、そこは良かったというのと、相手ペナの中までしっかり侵入してフィニッシュもしていた部分でこれはいけるぞと思いましたね。特に真瀬選手のシュートはサイドネットでしたが、相手のポケットを取り、惜しいシーンだったと思います。

攻撃を続けていくと点が近づいてくるんですね。セカンドボールを拾えるようになり、連続的に攻撃を仕掛けていく中で、中央のシュートからハンドによりPKをGET。中央に蹴るとは思いませんでしたが、ナカジのシュートはシビれましたね〜。レギュレーション的に先制点を取る意味は大きいものです。

前半は相良選手主戦場の左サイドよりも右サイドでの組み立てが多かった印象ですが、PKをとった時のプレーからすると、まぁそこはあまり固定せずとも良かったように見えました。試合序盤は引っかかっているように見えたので、そこが心配でしたが、その必要はなかったですね。

後半は相手が盛り返してくることが容易に想像できるため、早い時間帯で点を取ってほしいと思っていました。相手は選手を入れ替えているということもあり、タイトになる印象を受けました。しかし、その中でもエロン選手のクロスに合わせたシュートで追加点を取ります。このシーンは、蒼ちゃんが松下選手のような裏へのパスを入れて、郷家選手の粘り、そこからのパスという一連の流れが良かったことと、ラインを超えないギリギリでの攻防をしたおかげで、相手の足が一瞬止まりましたね。そこが粘り勝ちと言っても良いシーンだったと思います。

2-0は勝っているわけではなく、危ないスコアというのが頭をよぎり、喜んでいられない状況の中、交代選手のジョージ選手を起点として郷家選手が胸トラップからズドンっと決めてくれました。流れるようなパスワークから崩しての得点。3-0で安心しましたが、許してくれませんでしたね。相手の外国籍選手にゴールを決められて3-1になり終盤へ。

失点シーンは防げたとも思いました。ジョージ選手と真瀬選手の2人で相手のサイドでパスを出した選手を見ていたという点もありますし、その選手からパスを出してしまったという点もあります。複数得点取れていたから良かったですが、これがPKの1点のみであれば流れが傾いた可能性も否定できません。

試合終盤にかけて、相手にチャンスを作らせない守備をしており、相手はほとんど決定機がない状況でした。それくらい相手のことを押さえていたということでしょう。アディショナルタイムに入り、コーナー付近でキープかと思いましたが、カウンターで4点目を取りました。石尾選手の1人抜くところがカッコよかったですね〜。完全に置き去りにしてカウンター発動のトリガーになっていましたからね。しかも最後はノールックパスでフリーのナカジにボールを渡しましたから、ルーキー?というレベルの逸材ですね。

最終的に4-1で勝利。応援も凄かったですね。SNSでの呼びかけでユアスタでの夜鍋。2,000人以上集結したサポーター。そして、その声援。何もかも素晴らしいという一言でした。この中にいたかったという思いがあります。(次はチケットとって参戦したいと思っています。まずはチケ。。)

ただ、準決なのであと1つ勝たなければなりません。次もアウェーになります。長崎の選手が泣いていましたが、来週ベガルタ仙台も同じようなことになるかもしれないとゴリさんは会見で言っていました。その通りだと思います。喜ぶのは良いけれども、切り替えを早くして、次に向かっていかなければなりません。まだ何も成し遂げていないので。

次は山形を倒した岡山が相手です。今シーズンはダブルを喰らっており、3回負けることは許されません。しっかり相手のホームで勝利してJ1復帰を決めたいですね。引き続き応援していきます。

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