ベガルタ通信58

後半戦スタートの第21節を振り返りましょう。

第21節の結果

後半戦の初戦はホームで浦和レッズ戦でした。

結果は、、0 – 0で引き分けでした。

7月はオリンピックの中断があるため、ホームで2試合のみとなります。強敵相手ですが、勝ちが欲しかった1戦でした。

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試合前予想フォーメーション

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/070302/live/#formation

前半開始から予想通り、レッズがボールを握る時間が続きました。

3分、相手陣でボールをハメに行ったベガルタの守備がうまくいき、関口選手の右からクロスを上げました。相手に防がれるものの、跳ね返ったボールを松下選手がボレーという攻撃の形が作れました。

ただ、その後は防戦一方になり、中央は崩させませんでしたが、サイド攻撃により、相手FWのヘディングシュートやドリブルで持ち込まれてのサイドからのシュートといった形でゴールに迫られました。

22分にはベガルタの西村選手がアクシデントで交代となります。交代で入ったフェリペ選手は西村選手のような流れる攻撃よりはキープ主体の選手ですので、プランが崩れた形となりました。

アクシデントがありましたが、前半は飲水タイム前の決定打以外はしっかり守りができていました。

後半は、選手入れ替えをせずに入りました。前半に続き、レッズがボールを握る形となります。

後半立ち上がり早々に、ベガルタ陣でボールを奪われ、相手選手にゴール前でシュートを打たれますが、スウォビィク選手が弾きます。こぼれ球をさらに狙われてシュートを打たれますが、これもセーブし、難を逃れます。

その後もレッズがボールを握る時間が続きますが、ベガルタも攻撃のリズムを作り始めます。

51分に左サイドの石原選手がマイナスでグランダーのクロスを入れ、そこがスペースになっており、走り込んだ加藤選手がシュートを放ちますが、相手GKの手に当たった後、クロスバーに阻まれてしまいます。

66分には中央の松下選手から右サイドの真瀬選手にボールが入り、ドリブルで持ち上がり、中央へ切り込んでいったところで、裏にいたフェリペ選手にパスを出し、そのままシュートを打ちますが、サイドネットでした。

ゴール前に味方選手が走り込んでいたので、パスの選択もありましたが、シュートで終われたことはよかったと思います。

その後も相手主導の試合になりましたが、ベガルタの全員守備が効いており、ゴールを割らせませんでした。また、選手交代もしにくいような選手のパフォーマンスもいい状況となっていました。

87分に攻撃の上原選手、オッティ選手が入り、活性化されましたが、ボールを奪って攻撃に繋げるチャンスが少なかったように感じました。

今節での交代では、オッティ選手が右に入りました。左利きになるので、カットインからのシュートというクロスとは違う攻撃意図が見えたこと、ドリブルでの突破からファールをもらうシーンもあり、攻撃の起点になる動きを見せてくれました。

結果は、引き分けでしたが、西村選手のアクシデント以外はしっかりベガルタのゲームプランと感じました。良い守備ができていただけに、チャンスで点を取れれば良かったと感じました。

ただ、上位のしかも連勝中のチーム相手のクリーンシートでしたので、守備部分の改善は前半戦からの進歩だと思います。あとは、攻撃陣に期待したと思います。

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