ベガルタ通信57

ミッドウィークに行われたエスパルス戦を振り返りましょう。

第19節の結果

第19節は平日水曜日に開催されました。相手は勝ち点で並ぶエスパルスです。結果は、、2-3で敗戦となりました。

同じ勝ち点で順位は一つ上ということで6ポイントマッチでした。勝たねばならぬ試合だっただけに非常に悔しい結果となりました。

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試合開始前のフォーメーション

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/062302/live/#formation

今節では3バックシステムを採用し、エスパルスのフォーメーションに対して戦う意図が見えました。

立ち上がりはエスパルスの攻撃が続きました。ベガルタはつまらないミスもあり、パスが繋がらない時もありました。

決定機はエスパルスが多くつくっていました。

ただ、5分以降右サイドを中心に3バックを活かしたサイド攻撃から組み立て、ベガルタ側も決定機がありました。

しかし、12分に前掛かりになっていた状況でカウンターを受けて、失点します。

ただ、今節のベガルタはシステムも変更しましたが選手も前節のアントラーズ戦から入れ替わっており、中盤でボールが納まり、攻撃の糸口をつかめていきました。

22分にショートコーナーからゴール前での折り返しのボールを吉野選手がゴール隅にヘディングでゴールを決めました。ゴールまで若干距離があったものの、ネットを揺らしました。

その後、お互い決定機を作るものの、点は入りませんでした。

後半、3バックのベガルタに対して同じシステムに変更してきたエスパルスに対して、ベガルタは押し込まれる時間が続きます。

攻撃の糸口を掴めぬまま時間は過ぎ、なかなかシュートすら打てない状況でした。

そして、72分にCKから直接ではありませんが、こぼれ球から羽化したボールに反応した相手選手のほぼ背面のヘディングでゴールを決められます。

叩きつけるヘディングはキーパーのセーブは非常に難しいものです。

その後、ベガルタは選手を入れ替えて攻勢を強めますが、なかなかゴールを割れません。

ただ、攻撃の強みを出して、勢いが出てきた状況でのCKのチャンスで、こぼれ球を松下選手がミドルシュートを放ち、相手のリフレクションがあったものの、同点ゴールを決めました。

その1分後、悪夢が襲います。

さらに攻勢を強められる期待があった矢先、オープンな展開でロングボールをゴール前に入れられ、相手FWとの競り合いにうまく付けず、切り返しからゴールを奪われてしまいます。

ベガルタはさらに選手を投入しますが、相手のフレッシュな選手にボールキープされ、うまく攻撃ができず、時間切れで敗戦となりました。

前節のアントラーズ戦で悔しい思いをしましたが、今節はもっと悔しい結果となりました。

6ポイントマッチであったことから、正直シーズン後半の順位が決まる状況を考えると、不安になるのですが、後半戦に入るタイミングでシステム変更における課題も見つかるなど、いい経験ができたことはプラスになるかと考えています。

まだホームは続きます。次節はレッズ戦です。昨年は無観客で追いついた後に突き放されて敗戦でした。例の選手もゴールを決めました。

今回は前半戦でやられたことを思い出し、しっかり戦って勝利をお願いしたいです。

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