愛媛戦の感想　ベガルタ仙台#209

J2も残り3試合。負けられない戦いが続きます。今節はアウェーで愛媛戦でした。

感想

2-0で２連勝＆クリーンシートでしたね。前節、首位相手に良い試合をした後なので、難しい試合になるのではないかと思っていたのですが、しっかり勝ちましたね。ただし、前半はしんどかったですけど。

前半は相手のプレスに対して受けてしまっているように見えました。縦に長いボールを入れて相手陣で保持しようとするも、うまく前線で収まらずに相手ボールになるシーンが多かったです。その中でも徐々に両サイドから攻撃を仕掛けていくことができて、CKを獲得できていました。このCKが実を結ぶのですが。

しかし、最初は鎌田選手が本調子でないのか、セットプレーのみならず通常のプレーでもどうした？という感じでした。ただ、CKでは回数を重ねるごとに精度が上がっていき、しっかりファーでも味方選手に合うようなボールになっていきましたね。しっかり精度が上がったからこそ、前半アディショナルタイムでの得点につながったと思います。

前半ラストプレーでの武将の背面シュート。当たったという事でも十分ながら、それがGKの逆をついて吸い込まれるとは思いませんでした。流れて行った時に入ると思って、声を上げましたね〜。それほど、前半はほとんど何もできていなかったので。

前半0-0で終わるのか、1点先制するのかで試合運びが変わってくるため、ここで点を取れてよかったと思います。やはり、セットプレーは試合の流れ関係なく得点できるという強みがありますね。

後半の入りが大事なところで得点を決めてくれましたね。この2点目での影の功労者はこいちゃんですね〜。あの縦パスを差し込んでいますから。あれは、相手の足も少し止まりましたね。中の選手に注目する形になりましたから。そして、得点の流れのところでは、郷家選手のポストプレーもですが、ナカジの針の穴を通すようにボール一個分の間をすり抜けるパスを出しましたね。あれはすごいとしか言いようがないですね〜。そして、それを信じてかパスの前にエロン選手がナカジの方を見ていたんですよね。良い連携と思いました。日々のトレーニングの成果が出たのではないでしょうか。

3点目を入れるチャンスは3回ありましたね。エロン選手、菅田選手、梅木選手。いずれも決定機で、特に梅木選手のヘッドは入ったと思って喜びの声を上げてしまいました。。。無念。ただ、前節もですけど、ゴールには近づいていると思います。報われる日も近いのではないでしょうか。信じています。

相手に危ないシーンを作らせたのはほとんどなかったと思います。それくらい、この試合では攻められている時でも守れていましたね。ただ、前半に林選手のパスで危うくのシーンはありました。怖かったのはそれくらいですかね。ニアに打たれたシュートもありましたが、しっかり止めていましたし。

相手のシュート精度やパスワークの部分に助けられた部分もゼロではないですが、前半をしっかりじれることなく耐えて、得点を奪えたからこそ、後半にしっかり活きたのではないかと考えます。

また、後半に入るときに武将→ジョージ選手という交代で右サイドの活性化が凄まじく、クロスをなん度も入れられましたし、相手の守備を崩して中にパスを供給できるといった攻撃のバリエーションも増えていたように感じました。

いずれにせよ、采配も的中し、2-0で完勝でした。願わくばということで3点目が欲しかったところですが、それは次に取っておくことにしたほうが良いですね。

さて、残り2試合。勝ち点61の6位ですが、3チームが並んでいます。下は気にしないとして、次の試合も勝ち、その次も勝ち、、と残り4試合をしっかり勝利しているべき場所に戻りましょう。