清水戦の感想 ベガルタ仙台#184

みちのくダービーで勝利した勢いを持ってアウェー清水に乗り込みました。

第11節の結果

第11節のアウェー清水戦は2-3で敗戦となりました。個の力を持ち、J1クラスの相手に1点差まで追い上げました。

感想

結果的には2-3で敗戦で勝ち点は0でしたが、最後まで食らいついたというのは昨シーズンとは異なっている点だと思いました。ただ、ゴリさんも言っていたように点火が遅く、勿体無い前半を過ごしたのは悔やまれますね。

前半は想定通り相手が個人+連携面、そして一歩目の速さでベガルタを上回っており、なかなか攻撃ができない状況でした。ただ、この状態でも一発攻撃に転じることが求められると思いました。その中でも左サイドでは裏抜けをするシーンがあり、3人目の動きもあり惜しいところまで行きました。

一方で、開幕から多いのが右サイドの機能不全かと思っています。上がれるものの、相手のDFにピン留めされて後ろに下げることが多く、打破して前に進んでほしいとヤキモキするシーンが目立ちます。今節の髙田選手はシンプルにアーリークロスを入れることでもよかったというシーンもありました。

相手はシンプルに裏抜けをするパスを入れる攻撃でベガルタ側が引いて守らされるシーンが多々ありました。また、失点シーンはその典型例で1本のロングパスからあとは個で打破された形でしたね。

相手の狙いに対して対応しつつも、強度や寄せの速さという観点では上手でしたが、どちらかというとベガルタ側自身でやられているように感じてしまっていたのかもしれません。これはゴリさんがプレスで書かれていた通り、消極的になり引いてしまったと試合中も感じました。

前半はいいところが無く、ハーフタイムにどのような喝が入り後半に入るのか、それは楽しみで過ごしていた中で、やはり選手交代で循環が良くなりましたね。その前から徐々にボールを回せるようになってきていましたが、松井選手と真瀬選手の2名が入り、右サイドは特に活性化された印象です。

自分から仕掛けていく姿勢や解説が言っていたようにオフザボールの動きが出てきたので相手の守備を掻い潜ってクロスまでいくシーンんも出てきました。

しかし、そのシーンが出てくるまで段階でボールを失い失点したのは勿体無いと感じています。防げましたね。相手のDFが守備でボールを奪うシーンもこちらがスイッチしたかったと思うのですが、若干意思疎通の部分もあり、奪われましたね。

2失点後もアグレッシブに前への推進を強めて、まずは1点を返します。前半には見られなかったミドルレンジからのシュートとそのこぼれからうまくシュートまで持っていきました。このようにシュートシーンが多くなり、負けてはいたものの、ベガルタの時間が作れて見ていてまだ試合は終わっておらず、いけるぞと思っていました。

ただ、3点目が痛かったかなと感じています。これは相手を褒めるべきですね。DFが抜かれた時点で勝負あり。その前のシーンではファール??という思いもありましたが、もう一人寄せていければパスが通らなかったので、というたらればになります。

ここで諦めずにATにジョージ選手がしっかりと得点を決めてくれて、次へつながるものになったかと思います。アグレッシブに行ったことでただやられて終わるという試合では無くなったのが昨シーズンと異なる点だと感じています。

そして、エロン選手の2回の決定打は決めてほしかったですね。そこを決め切るかで結果が左右されるのは今回だけではないのですが。

さて、愛媛戦の時もあったように敗戦の次は連続で負けないこと。次はホームで市原戦です。昨シーズンはホームで勝っているので、大関という感じで強い相手ですが、勝ちましょう。GWはホーム連戦ですからね。

アウェー清水のIAIスタジアムで応援してきました。静岡ではなかなか勝てないですね。

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