ベガルタの2022年シーズンの感想になります。前半戦はリンク先に書いてあります。
後半戦は、相手も対策を講じてくることになる中で、より勝ち点にこだわっていく必要がありました。
2022年シーズン(後半戦)
後半戦は日程くんのマジックなのか、上位の横浜FC、その次にみちのくダービーが控えるというヘビーな戦いでした。
前半戦からの続きで、6月は勝ちがなく終わります。その中でも横浜FCにシーズンダブルというのがショックでした。
夏を不得意とするベガルタですが、7月は町田戦、甲府戦、岩手戦と自慢の攻撃力を見せつけ、点は取られたものの、しっかり勝ち切りました。
しかし、下位相手の取りこぼしもある7月でした。この取りこぼしが後で尾を引きましたね。。
守備の部分を改善していこうとしている姿勢は見受けられるものの、結果につながらないのがもどかしい状況でした。
長崎戦での負けを引きずらずに山口戦で勝ちまで持っていきたかったというのが本音ですね。
下位相手の取りこぼしや敗戦もあり、3位後退となり、あの8月に入っていきます。
8月は今シーズンの中で一番堪えた月かもしれません。
金沢戦は声出し応援の初戦ということで、アウェーながら多くのサポーターがゴール裏で声を出し、それに応えてくれました。私も現地に行き、暑さもある中で声を出せたのはいい思い出です。
しかし、その後、大宮戦、市原戦、群馬戦、水戸戦と連敗となります。
無得点の試合が2試合。複数失点は3試合とスコアを見ると、前半戦や後半戦に入った時のベガルタの状況が一変しました。
守備の修正もですが、うまく攻撃ができていないように見受けられました。大宮戦以外は流れの中からの攻撃で決定機を作り出せておらず、ボールを握ってもモヤモヤした感じがありました。
そして、8月は監督が変わった月でした。ハラさんが解任され、アキラさん就任というのが月末にありました。
この時、順位は4位へ後退。また、下が迫っている状況でした。
1年でのJ1復帰という目標を掲げていましたが、自動昇格がほぼ絶望に近い状況で監督交代。
アキラさんは時間をかけて戦術浸透を図っていく監督というのがネットなどで書かれていました。私も前の甲府を見ている限りは短期で成果を出していくというようには見えなかったです。
いろんな憶測がありましたが、シーズン終わった後に振り返って、改めて意図がわかるというように思って試合を見続けました。
勝負の9月、10月に入ります。。
順位的にもプレーオフという言葉が出てくるようになりました。
監督が変わった初戦は負け。大分にはシーズンダブル+6ポイントマッチということで、非常に苦しい状況になりましたが、次の栃木に勝利し、徳島戦で引き分けたことで望みを繋ぎました。
6位以内を守り続けることにシフトしたベガルタでしたが、9月末の岡山戦、10月始めの東京Vに敗れ、6位すら危うい状況になってしまいました。
失点を減らすことが難しい中で、攻撃の方も複数取れない形になっていました。1点すら遠いゲームが8月以降は多くなり、苦しい試合運びをさせられていました。
その中で、今シーズン開始時にはこのチームと昇格争いをして、10月にはチーム全体でいい形で試合が望めると信じていた新潟戦がやってきました。
本来いるべき順位でないベガルタが1位の新潟と対戦し、敗戦となりました。複数失点、無得点、そして、目の前で昇格決定という屈辱を味わいました。
積み上げがあるチームとの自力の差を見せつけられた試合でした。誤審はありましたが、それがなくとも相手の力は上でした。
この試合が終わり、とうとうプレーオフ圏外になります。正直、シーズン開幕時にこの位置にいることを想像していなかったので、ショックもありましたが、7月以降の戦いからこの位置にいることを受け入れている自分もいました。
プレーオフの椅子は残り1つという中で、熊本戦の劇的勝利により望みを繋いだベガルタでしたが、秋田戦で勝てず、シーズンが終わりました。
熊本戦、秋田戦のどちらも現地で見ていましたが、特に秋田戦は相手の守備力を上回れず、悔しさが込み上げてきました。
後半戦は6勝5分10敗ということで、負け越しとなりました。
シーズントータルでは、18勝9分15敗ということで、優勝した新潟が8敗なので、大きく負けたということになります。
脇に道に逸れてしまいますが、新潟と同じ負け数とした場合、仮に7敗分を勝ちにできたとすると、勝ち点は84になり、新潟と同じとなります。
やはり、負けないことが大切で、今シーズンのベガルタは8月からの連敗が非常に厳しかったということになります。
前半戦とは異なり、失速という言葉が合うようなシーズンでした。そして、失点数はJ2でも上位になってしまいました。失点を減らしていくことが昇格のカギでしょうか。
秋田戦を終えた後に思ったことは、J2は甘くなく、1年でJ1に上がれないんだな〜と2004年を思い出しました。また、勝ち点1、1得点奪えば、、ということで、1の重みを感じたシーズンでもありました。
目標には程遠い順位で終えたベガルタですが、私はプレーオフで滑り込んでJ1に上がるよりも2008年の広島のように他チームを寄せ付けず、圧倒的1位でJ1に上がりたいという思いを持っています。
地に足をつけてJ2を戦い、J1で通用する形で上がりたいです。
これは、J1の残留争いという辛い経験をしたばかりなので、同じことを繰り返したくないという考えに基づいています。
最後に、、、
今シーズン戦ってくれた監督・スタッフ・選手、ありがとうございました。ベガルタで戦ってくれて感謝しかないです。
そして、監督がシーズン途中で変わり、来シーズンも彰さんが決定しているということで、しっかり準備して来シーズンは笑顔で終わりたいです。
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