前節は3-0で快勝したベガルタ仙台。今節もアウェーでの戦いでした。
第9節の結果
第9節はアウェーで清水戦でした。結果は、1-1で引き分けでした。
J2屈指のタレントを率いる清水相手に連戦かつアウェーであれば勝ち点1は最低限であったと思います。
試合前予想フォーメーション( Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/041205/preview/#formation
前半
今節も前節と同じメンバーで挑みました。ベンチメンバーも同じです。
試合開始から相手のプレスや細かいボールタッチもあり、ペースは相手が握ります。
守備に関しては、前節に引き続きのメンバーで心配はなかったものの、相手の前線の選手との駆け引きやルーズボールの対処など、気を使わないといけない状況でした。
攻撃面では、ナカジとダーヤマを中心として、今節も左に入った秋山選手が攻撃時に絡んでいました。
かまてぃーがボールを運び、前線へ繋ぎナカジのミドルといったシーンもあり、フィニッシュまで行けるシーンはありました。
しかし、相手の強度が強く、ベガルタに対して出し手に対してしっかり向かってきたり、奪ったボールをしっかり繋ぎ何度かゴールへ迫られるシーンがありました。ベガルタ側は耐える時間が続きました。
また、攻撃では右の郷家選手がボールに絡めず、消えていた印象でした。もっぱらこいちゃんが絡んでいました。
前半終了間際まで相手の攻撃を耐えていたベガルタでしたが、右サイドで相手の絶妙なパスワークから先制を許してしまいます。
その後、ゴールに迫るシーンを作りましたが、前半終了の笛が鳴ります。
後半
後半は秋山選手に変わりうっちーが入ります。同じ位置になります。守備を意識した交代でしょうか。
後半も相手ペースで試合が進みますが、ベガルタもボールを握れる時間が作れます。
しかし、前節と違うのはボールを繋ぎたいのですが、相手のブロックに合う場面やパスカットのシーンが何度もありました。
これは、選手の距離感がイマイチであったと思いました。ただ、決して悪いわけではなく、少しの差の部分かと思いました。
中央でボールを受けても相手の寄せが早く、複数人が絡みボールをロストしてカウンターを受けるシーンもありました。
昨年との違いはクロスの対応やそのシーンまでに至らないような守備ができていました。何回かはGKのセーブで助けられたシーンもありましたが。
そして、後半30分過ぎにゴールが生まれます。
相手のパスミスからでしたが、ボールを奪い、左サイドをうっちーがドリブルで突破していきます。中には数名入ってきており、枚数は十分でした。
相手がついていながらもマイナスの形でグラウンダーのクロスを入れて、中で待っていた郷家選手がインサイドで合わせる形でゴール右隅にボールが吸い込まれました。
ニアではなく、ファーにシュートを打ったのでGK含めてニアに集まっていたのが功を奏しました。
これで1-1になりましたが、相手も強度を落とさずにプレーしていたため、ベガルタもしっかり守りそして攻撃に展開していく必要がありました。
前半から要所要所で相手の対応がある中、ダーヤマは裏抜けを何回も行っており、いいボールが供給されれば、得点の匂いがする感じでした。
最後に危ないシーンがありましたが、相手のシュート精度に救われて、1-1で試合を終えました。
アウェー連戦で水曜日開催の中で勝ち点1は貴重なものだと思います。
感想
相手はJ2でも屈指のタレントが揃っている清水との試合で、しっかり戦い勝ち点1を取れたのは良かったと思いました。下を向く必要はないと思います。
ただ、どちらに転ぶかわからないハラハラさはあったと思います。その中で、追加で失点をせずに守れたというのは今後につながると考えます。
前節とはスタイルが異なる相手でしたので、ボール保持の時間が少なかったにもかかわらず、相手の一瞬のミスをしっかりものにできたことで転がり込んできた勝ち点と思いました。
ベガルタもチャンスはしっかり作れていたので、あとは中のタレントがしっかり仕事できるボールを供給してあげることなのかもしれません。前節を見ていると特にそう感じました。
そして、そのパスをしっかりものにしたのが郷家選手でした。落ち着いて決めてくれました。最高です。
しっかり戦えた中の勝ち点をポジティブに捉えて、次のホーム岡山戦に臨んでほしいと考えます。
この試合は仕事を早めに切り上げて、新幹線に乗り、静岡経由で清水に行って応援してきました。
水曜日のアウェーでしたが、一体感をもって応援できたと感じています。勝ちではありませんでしたが、サポ冥利に尽きるアウェー戦でした。
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