前節は悔しい敗戦となったベガルタ。ホームに帰ってきて、2位の大分と対戦です。
第12節の結果
第12節はホームで大分戦でした。結果は、1-0で勝利しました。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/042915/preview/#formation
前半
今節はナカジがベンチ外となります。そして、相良選手がスタメンに戻ってきました。
試合開始からベガルタが積極的にプレスを仕掛け、相手のビルドアップに対して蓋をしに行くような形となりました。
最終ラインからのボール運びに対してマンツーマンでつき、相手のボールを奪うようなシーンも少しありました。
攻撃面では、山田選手が相手のサイドの裏を抜ける動きから起点を作っていました。
ベガルタ側も相手の裏抜けを警戒してしっかりラインを高く保っており、しっかり対応できていました。
今節もボランチに入った鎌田選手のボール奪取やパサーとしての役割がとても良く、しっかり相手をいなしつつ攻撃の起点になっていました。
試合が動いたのは前半14分のCKからでした。その前に左サイドでテヒョン選手からのスルーパスに抜け出した氣田選手に渡りますが、CKとなります。
このCK自体は相手に弾かれますが、そのこぼれ球に反応したこいちゃんが相良選手にパスを出しますが、弱くなります。このボールに反応し、勢いを持って右足を振り抜き、ゴールに吸い込まれました。
スーパーゴールが生まれ、ベガルタが先制します。
その後、30分過ぎに郷家選手がドリブル時にスライディングを受けて倒され、相手選手がレッドカードをもらい10人になります。
11対10ということで、難しい展開になるようなゲームを想像しましたが、ベガルタ側は相手に対してのプレスは引き続き継続し、相手へシュートを打たせない状況を作りました。
前半は1-0で終えます。
後半
後半は選手の入れ替えなしでスタートします。
後半開始からも前半同様に相手のビルドアップを蓋する形で守備をしていきながら、自分達の攻撃へ結びつけていくようにしていました。
また、ベガルタは最終ラインからしっかり前を向いてボールを繋いでいきました。縦への意識があることで、裏へのボールが出るシーンもありました。
守備の面では最終ラインの選手が相手のカウンターの芽を摘むことができていたシーンが数回あり、これも相手の攻撃インパクトが小さかったことに繋がったと感じます。
攻撃面では、途中で入った武将や加藤選手が入り前線でボールキープや前への推進力が継続できていました。
そして、リャン選手が入ったことでCKやFKでのキッカーとして精度の高いキックを入れており、相手の脅威になっていました。
セットプレーでも菅田選手のヘッドやテヒョン選手のクロスなど得点の匂いはしましたが、追加点とはなりませんでした。
また、かまてぃーが2本ほど前線の選手に極上のパスを出しましたが、うまく得点につながりませんでした。相手の視線や荷重とは反対の方に優しくパスを出していました。
終盤はフォギや秋山選手も入り、前節の失敗を繰り返さないようにしっかり守りに入っており、また前線ではボールキープなど時間を使っていました。
結果、1-0で勝利しました。ホームでは2月以来の勝利となりました。
感想
前節のショッキングな敗戦からしっかり立ち直り、ホームで勝利できました。
やはり、大分は2位のチームで、ビルドアップを蓋しにいきつつもボールを繋がれていたので、強いチームであると思いました。
ただ、今節はこいちゃんが戻ってきて、しっかり全員で守備ができていた印象でした。
10人相手になると難しい状況であったにもかからずスタイルは変えずにしっかり試合もクリーンシートで締められたのは良かったと思いました。
欲を言うのであれば、もう2点は取れたのではないでしょうか?ということですかね。
武将には決めてほしいシーンが数回ありましたし、他の選手も決め切ることができればという感じでしょうか。
最終的に勝利という歓喜に酔えたことは最高の週末になりました。
さて、次節もホームです。そして、順位が上の秋田戦です。今シーズン初の連勝ができるようにしっかり応援していきます。
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