東北ダービーは多くのサポーターが集まりますね。今節は南部藩との戦いでした。
第27節の結果
第27節はアウェーで盛岡戦でした。豪雨の影響もあり、ベガサポの来場者数も心配されましたが、ゴールドに染まったスタジアムで、5-1で大勝でした。
試合前予想フォーメーション(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/match/j2/2022/071602/preview/#formation
前半
ベガルタは4-4-2のフォーメーションでスタートします。
開始からベガルタがシンプルに前にボールを上げる形の攻撃を仕掛けていきます。
ただ、最初のシュートは相手に打たれます。中央からDFの股を通されますがGK正面となります。
その後はややイーブンな展開でゲームが進みます。
10分には氣田選手のカウンターで攻撃を仕掛けていき、最後は真瀬選手のクロスは精度を欠いてしまいます。ただ、いい形での攻撃はこの後も続きました。
ボールの支配率だけ見ると、ややベガルタでしたが、試合を観ている感覚では、相手の方もボールを保持し、サイド攻撃を仕掛けていると思いました。
また、相手の当たりが強く、ファールを受ける回数も徐々に増えてきます。怪我が心配となるシーンもありました。
決定機がなかなか作れない中で、28分に、相手陣でのボール回の中で中央からナカジがワンタッチでゴール前にボールを上げます。武将が反応しバウンドしたボールに合わせてヘッドでシュートを放ち、GKの上を超えてゴールに吸い込まれました。
欲しかった先制点を奪うことができました。相手の裏をつく絶妙なパスとそれをしっかりものにするFWそれぞれが仕事をした結果でした。
前半は相手FKのこぼれからゴールがありましたが、オフサイドに終わるというシーンもありました。セカンドボールの処理次第で起きうるシーンで、オフサイドラインをしっかり作っていなければ、先制されていました。
前半は1-0で終えます。
後半
後半は相手が開始から選手を入れ替えてきます。
立ち上がりから相手の3バックの裏のスペースをつくように、氣田選手のドリブルによる攻撃を仕掛け、中に走ってきたフォギ選手がシュートを打つという、引かない意志を感じました。
前節はカウンターからの失点が響いたので、その辺りをしっかりケアした立ち上がりでした。
しかし、ベガルタペースと思っていたところで、自陣でパスミスを拾われ、相手FWのミドルシュートを浴び、失点します。
ミスからの失点で非常にもったいないと思いました。
その後、相手が前線の選手を入れ替えて攻勢を強めてきます。ベガルタもSHの名倉選手やFWの富樫選手が入り、停滞するゲームの流れを変える形を取ります。
交代して2分後に、右サイドでボールを組み立て、真瀬選手の上がりからやや中の位置で受けた名倉選手が、受けてそのままゴールへシュートを打ち、バーにあたり入ります。
パス性のボールと思いましたが、意表をつくゴールとなりました。
名倉選手は良いポジショニングでボールを受け、自分から積極的にドリブルで前進する姿勢から生まれたゴールだと思いました。
欲しかった勝ち越しのゴールが生まれ、攻撃に勢いがついてきました。
その6分後には、左サイドでのスローインから武将がスルーして中央の富樫選手に渡り、キープします。
右サイドから上がってきた真瀬選手へパスが出て、ダイレクトでシュートを放ち3点目となります。
右が空いていたので走り込んで素晴らしいアタックとなりました。ベガルタの25らしい攻撃でした。
その後は相手の攻撃も受けますが、守備は集中しており、決定機は1回程度でした。
その後、石原選手も交代で入ります。カウンターのような形で、左サイドのスペースでボールを受けた石原選手が中央まで持ち上がり、中の富樫選手にやや鋭いパスを受け、反転して左足でのシュートがゴールとなります。
良い形でカウンターが成立したシーンでした。
その後、P終盤にPKを得て、しっかり富樫選手が決めて、5-1で勝利しました。J2で200勝達成ということで、次はJ1で200勝できるように昇格しましょう。
得失点も大切になってくる後半戦で5得点は大きいものになりました。
次はホームで長崎戦です。こちらもシーズンダブルでいきましょう。
個人的感想
武将;ゴールおめでとうございます。さすがFWの嗅覚。
名倉先生;クロスと思いきや意表をつくシュートお見事でした。あれがなければ苦しい展開だった可能性があります。次はゆっくり休んでください。
真瀬先生;ベガルタの25らしくなってきましたかね。次もお願いしますね。
富樫先生;しっかりゴールを狙いつつ献身的に動くシーンもあり、助かります。
ナカジ;先制点のパス。素晴らしい。次はゴールもお願いします。
たかちょー先生;ナイスパス。なかなか試合に出られる機会が少ない中で良い仕事。ありがとう。
コメント